4個口のコンセントとUSBポートは
アプリや音声でオンオフ操作
スマート電源タップの4つの各ACコンセントやUSBポートグループ(4個)は、スマホアプリに表示されるスマート電源タップの画像上のボタンに対応しており、任意のボタンを指先でタップすることでスマホをリモコンとして自由にオンオフできる。
また実際の使用環境を「使用シーン」として明示的に登録して、さまざまな組み合わせの複雑な処理もシーンアイコンのワンタップで実行することができる。リモートワークの今なら関係する電源関係を帰宅時、外出時に一気にオンオフするなどの操作の設定が考えられる。
またある程度規則性のある「ルーチン設定」を設定選択することで、スケジュールによるオンオフをスマート電源タップ全体、各コンセントごと、USBポート、それらの組み合わせなどを時間別にオンオフ設定できる。
加えて、マニュアルでオンしたスマート電源タップを「X分後に自動オフ」をすることも可能だ。例えば、スマート電源タップのすべてがオンの状態で、Switch1とSwitch2は継続使用する電気機器がつながっているとする。後でSwitch3とSwitch4そしてUSBの電源をオフしたい時は、その3つを選択し、曜日と何分後にオフしたいか入力してルーチン名を決めて保存しておけば、自動的にオフしてくれる。
スマート電源タップとAlexaをリンクするのも極めて簡単だ。まずはMerossスキルを入手しスマート電源タップのアカウントとAlexaをリンクする。今回は、スマート電源タップのUSB電源のオンとSwitch1をオンにするように機能名と実行条件の会話文を設定してみた。実際の動作に関しては動画を参照されたい。
またアマゾンやグーグルのスマートスピーカーを使用して、音声発話による動作指示も簡単で動作も確実だ。許容量も余裕だが、電気ストーブなど、発熱を伴う家電製品の音声や遠隔からのコントロールは危険かつ禁止されているので注意が必要だ。
今回の「スマート電源タップ」は、従来のUSBポート付きのテーブルタップとほぼ同じ形状、サイズでありながらiPhoneやAndroidなどのスマホアプリで、きめ細かなコントロールを宅内からでも遠隔地からでも実現できる、後悔皆無の衝動買い推奨ガジェットだ。
今回の衝動買い
・アイテム:Meross「スマート電源タップ」(MSS425F)
・購入:Amazon.co.jp
・価格:3580円
T教授
日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。
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