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T教授の「戦略的衝動買い」 第674回

バリエーション豊かに電源オンオフができる「スマート電源タップ」を衝動買い

2022年03月10日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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スマート電源タップ本体の4個口のコンセントとUSBポートはスマホアプリ上でアイコンをタップすることでリモート操作できる。動画を見れば一目瞭然だ

4個口のコンセントとUSBポートは
アプリや音声でオンオフ操作

 スマート電源タップの4つの各ACコンセントやUSBポートグループ(4個)は、スマホアプリに表示されるスマート電源タップの画像上のボタンに対応しており、任意のボタンを指先でタップすることでスマホをリモコンとして自由にオンオフできる。

 また実際の使用環境を「使用シーン」として明示的に登録して、さまざまな組み合わせの複雑な処理もシーンアイコンのワンタップで実行することができる。リモートワークの今なら関係する電源関係を帰宅時、外出時に一気にオンオフするなどの操作の設定が考えられる。

使用シーンにまとめて動作を設定することでタップ1発で操作ができる

 またある程度規則性のある「ルーチン設定」を設定選択することで、スケジュールによるオンオフをスマート電源タップ全体、各コンセントごと、USBポート、それらの組み合わせなどを時間別にオンオフ設定できる。

よく使う機能はスケジュールのオンオフやX分後に自動オフを利用し「ルーチン」として登録することで極めて便利になる

 加えて、マニュアルでオンしたスマート電源タップを「X分後に自動オフ」をすることも可能だ。例えば、スマート電源タップのすべてがオンの状態で、Switch1とSwitch2は継続使用する電気機器がつながっているとする。後でSwitch3とSwitch4そしてUSBの電源をオフしたい時は、その3つを選択し、曜日と何分後にオフしたいか入力してルーチン名を決めて保存しておけば、自動的にオフしてくれる。

自動オフは各要素を選択し、スケジュールを指定し、具体的名称を決めてルーチンとして活用できる

今回は毎日電源オンしてから必ず15分後に、Switch1とSwitch2 とUSBを自動オフになるように設定した

Switch3、Switch4 、USBを自動オフしたがSwitch1とSwitch2はまだ生きている

 スマート電源タップとAlexaをリンクするのも極めて簡単だ。まずはMerossスキルを入手しスマート電源タップのアカウントとAlexaをリンクする。今回は、スマート電源タップのUSB電源のオンとSwitch1をオンにするように機能名と実行条件の会話文を設定してみた。実際の動作に関しては動画を参照されたい。

スマート電源タップとAlexaの連携も指示に従って進めるだけ。USB電源オンとSwitch1のオンを音声でやってみた

 またアマゾンやグーグルのスマートスピーカーを使用して、音声発話による動作指示も簡単で動作も確実だ。許容量も余裕だが、電気ストーブなど、発熱を伴う家電製品の音声や遠隔からのコントロールは危険かつ禁止されているので注意が必要だ。

安全管理ルールを守って使うならスマート電源タップはベストバイ商品だ

 今回の「スマート電源タップ」は、従来のUSBポート付きのテーブルタップとほぼ同じ形状、サイズでありながらiPhoneやAndroidなどのスマホアプリで、きめ細かなコントロールを宅内からでも遠隔地からでも実現できる、後悔皆無の衝動買い推奨ガジェットだ。

 
T教授

今回の衝動買い

・アイテム:Meross「スマート電源タップ」(MSS425F)
・購入:Amazon.co.jp
・価格:3580円

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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