内装磨きと周辺機器の配線もチェック
外装の掃除が終わったら、内装も綺麗にしておきたいものです。ファンカーゴなどの大衆車の内装は、樹脂パーツのオンパレードです。ここも外装樹脂パーツ同様、ポリメイトをタップリと吹き付けて保湿させましょう。内装は外装と違い、ホコリも取りやすいです。吹き掛けたポリメイトを、フクピカで拭きあげることでシッカリと油分を補ってあげましょう。内装もやはり端々を磨くことが肝心です。車の内側は狭い場所や角が複数存在し、外装より面倒な部分が多いです。ですがそこは面倒くさがらず、割り箸などを使って角のゴミを取ってあげましょう。外装同様、端々を磨くのがシャキっと見せるコツなのです。
窓ガラスも外側だけでなく、内側も磨いてあげましょう。安全に運転する上で視界の確保は最重要ポイントです。ガラスクリーナーは、強力に油膜を落としてくれるクリンビューなど車専用クリーナーがオススメです。
ETCやナビなどの周辺機器の配線は、インパネを外して目立たない配線を目指しましょう。インパネを外すのは、ハードルが高そうに思えますが超簡単です。ファンカーゴの場合は継ぎ目にドライバーを差し込み、ジワっと力を入れてツメを外すだけです。車種によって外し方は違いますが、基本的には定規やドライバーで外せます。
インパネが外れれば、あとは電源を確保するだけです。プラスとマイナスの線をみつけて、ソケットなどでラインを分割すれば良いだけですから。僕の場合、ETCはリレーでラインを分割しましたが、ナビについては古いナビを外し充電式の携帯電話ホルダーを取り付けました。市販品の中には、シガライターソケットから電源を複数取れるタイプが販売されています。それらを使うことで、USBソケットを増設できると言う利点があったからです。目立たず配線できたら、あとはインパネをはめ込むだけ。非常に簡単な作業でした。
車を綺麗に保ち
安全で気持ち良いドライブを楽しもう
今回は車を簡単に若返らせる、コツとテクニックを紹介しました。どれも根気とやる気さえあれば、最低限のコストで誰でもできる作業です。ちょっとした気づきが、結果を大きく変えてくれることが、おわかりいただけたでしょか。最後に内装を綺麗に保つコツは、一枚のマイクロファイバークロスを、サイドポケットに入れておくことだそうです。そしてコンビニに寄った時や、車の中で待ち時間がある時に、まめに拭いてあげることだそうです。みなさんもぜひ実践してください。
■筆者紹介───折原弘之
1963年1月1日生まれ。埼玉県出身。東京写真学校入学後、オートバイ雑誌「プレイライダー」にアルバイトとして勤務。全日本モトクロス、ロードレースを中心に活動。1983年に「グランプリイラストレイテッド」誌にスタッフフォトグラファーとして参加。同誌の創設者である坪内氏に師事。89年に独立。フリーランスとして、MotoGP、F1GPを撮影。2012年より日本でレース撮影を開始する。
■写真集
3444 片山右京写真集
快速のクロニクル
7人のF1フォトグラファー
■写真展
The Eddge (F1、MotoGP写真展)Canonサロン
Winter Heat (W杯スキー写真展)エスパスタグホイヤー
Emotions(F1写真展)Canonサロン