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石川温のPCスマホニュース解説 第130回

マイクロソフト「Surface Duo 2」2画面で仕事はかどる

2022年02月01日 09時00分更新

文● 石川温

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仕事の効率が上がるのは間違いなさそう

 マイクロソフト コーポレート バイスプレジデントのマット・バーロウ氏は、片方にOutlook、もう片方にTeamsを表示する使い方を好んでいるという。

 実際、筆者はSurface Duo 2を購入して使っているが、確かにTeamsで利用すると、プレゼン資料が1画面に大きく表示されるのでかなり見やすい。もう1画面は会議の参加者のアイコンが表示されたりするが、メールを見たり、メモをとったりすることも可能。ノートパソコンのように机の上に置いておけて、長時間の会議や記者会見もしっかりと視聴できるのは、かなり便利だ。

 仕事柄、企業の正式発表前に秘密保持契約を結んだ上で、プレスブリーフィングに参加することがあるのだが、その際、PDFにサインをして相手に提出することがある。その際もSurface Duo 2であれば、片方でメールを開きつつ、もう片方でAcrobatを開き、Surface スリム ペン 2を使ってサインするといったことが可能だ。これまではiPadなどでやっていた作業なのだが、Surface Duo 2であれば、ポケットに入れて持ち運べるサイズ感で、こうした仕事をこなせるのが、かなり便利だ。

 写真撮影時も、1画面はファインダー、もう1画面は撮影後の画像をすぐに表示してくれるので、きちんとピントが合っているかの確認ができる。

 電子書籍なども、真ん中のヒンジ部分に文字が隠れてしまうこともあるが、そのあたりの調整がうまくいけば、まるで紙の本のように読めてしまう。

 マイクロソフトによれば、スマートフォンの1つの画面だけで複数のタスクをこなすのは困難だと考えている人が4分の3を占めており、2つの画面を使うことで仕事の生産性が平均で42%向上するという。どのような実験をしたのかは、かなり謎だが、とりあえず2画面があれば、仕事の効率が上がるのは間違いなさそうだ。

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