特許庁は最新の知財トピックをわかりやすく紹介する広報誌「とっきょ」の最新号Vol.51の配布を開始した。
今回の特集は「暮らしのなかの知財」。普段目にする身の回りの製品には、とてもたくさんの知財が隠れている。「自動式電気炊飯器」「レトルト食品」から「酵素入りコンパクト洗剤」「QRコード」まで、戦後から続く、暮らしを彩る知財の歴史をたどっていく。インタビューでは、ユニ・チャーム株式会社の最新の「知財ミックス」戦略について深掘り。また、意匠法改正により保護対象となった建築物を登録し、魅力的な店舗を展開している「株式会社桜珈琲」の取組について取材。飲食・サービス業による意匠権の活用について紹介している。
▼身の回りの製品に隠された知財とは?「とっきょ Vol.51」はこちらから読むことができます
https://www.jpo.go.jp/news/koho/kohoshi/index.html
ほかにも、さまざまな知財にまつわる取組を紹介。
特許技術をつかった高級トースターが大人気の株式会社 千石。その開発のスタートは、超高性能ヒーターの特許技術を取得したことにあった。その特許にブランドと技術力を掛け合わせていった開発の歴史を、コミック形式で紹介する。
2021年11月からはじまった、特許庁が地域に出向いて知的財産の取組を発信する新イベント「つながる特許庁」については、潜入レポートを実施。知財に関するセッションや、支援相談などが行なわれた会場の様子を報告する。
ほか、地域密着型の相談窓口「知財総合支援窓口」の取組事例や、特許庁で働くプロフェッショナルにフォーカスしたインタビューなども掲載。知財にまつわる情報をさまざまな角度から学び、楽しめる一冊になっている。
▼「とっきょ Vol.51」はこちらから読むことができます
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