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末岡洋子の海外モバイルビジネス最新情勢 第290回

ボルボを傘下に持つ中国の自動車メーカーが今度はスマホメーカーのMeizuを買収!? 車とスマホの近い関係

2022年01月27日 12時00分更新

文● 末岡洋子 編集● ASCII

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シャオミ、ファーウェイ、ソニー、そしてアップル??
デバイスから自動車への拡大が相次ぐ

 Geelyがスマートフォンへの投資を明らかにした当時、自動車メーカーからのスマートフォン進出は初と言われていた。だが、逆は多い。シャオミは昨春にEV分野への参入を明らかにしている。100億人民元(約1800億円)を投じて子会社を立ち上げるとのことだ。

 また、ファーウェイもEV向け戦略を進めている。同社はHarmonyOS、Kirinチップなどのファーウェイの技術を自動車メーカーに「Huawei Inside」として提供する戦略で、中国メーカーBAIC(北京汽車)のEVブランドであるArcfoxが、HIのマークを冠した自動車を披露している。

 中国以外では、CESで明らかになったソニーモビリティ設立とコンセプトカー「VISION-S」がある。アップルは数年前から憶測が途切れない。

 業界の垣根がなくなるというのは以前からのトレンドだが、Geelyは中国企業の動きの速さを示す例となるのだろうか?

筆者紹介──末岡洋子

フリーランスライター。アットマーク・アイティの記者を経てフリーに。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている

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