脳を若返らせる奇跡の分子 その発見までの軌跡
10年以上前に偶然が重なって発見されたある分子によって、アルツハイマー病や外傷性脳損傷などを治療できる可能性が明らかになりつつある。現在「ISRIB」と呼ばれるこの分子は、健康な人の認知機能を向上させることもできるかもしれないと。
世界が再び厳戒態勢に オミクロン株についていま分かっていること
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」への警戒が強まり、緊急措置として各国で渡航制限などが実施されている。現時点で分かっていることは少ないが、再感染のリスクが高い可能性がある。
イーロン・マスク参戦で バブル化したBMI研究、 脳がマウスになる日は来るか
数年前のイーロン・マスクらの参入をきっかけに、脳機械インタフェース(BMI)分野の研究開発に資金提供が相次いでいる。事故や病気で身体が麻痺した患者向けの研究が主だが、巨額資金が動く背景には次世代コンピューター・インターフェイス実現への期待がある。
血液を卵子に 「生殖の常識」覆すスタートアップの驚きの計画
米国のスタートアップ企業であるコンセプションは、成人の細胞を卵子に作り替えることを目指している。成功すれば、年齢や性別を問わずに子どもを作れるようになり、生殖の常識が覆されるかもしれない。
COP26でついに動き出した炭素市場、国際ルールへの期待と疑念
11月前半に英国グラスゴーで開催されたCOP26気候会議では、国際的な炭素市場の確立に向けて新たなルールが策定された。しかし、このルールには大きな抜け穴があり、効果の疑わしいカーボン・クレジットの作成に拍車をかける可能性がある。
MITTRが選ぶ、2021年の日本発「U35」イノベーターを発表
MITテクノロジーレビュー[日本版]は、35歳未満のイノベーターを表彰する「Innovators Under 35 Japan 2021」の受賞者を発表した。
タリバン政権下で生き残りをかける「コンテンツ密売人」たち
インターネット接続が不安定なアフガニスタンでは、「スニーカーネット」の商人らがデジタルコンテンツを路上販売してきた。取り締まりの厳しいタリバンの支配下にある現在も、生き残りをかけ、ひっそりとビジネスを継続している。
NASA、太陽光発電で推進する初の深宇宙探査機を打ち上げへ
NASAは2022年8月、太陽光発電で得られた電力を用いて推進する初の深宇宙探査機「サイキ」を打ち上げる予定だ。科学燃料を使って推進する場合に比べて推力が弱いが、効率を高められるので、今後、広く使われるようになるかもしれない。

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