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バッテリー非搭載でお手頃価格を実現した「Google Nest Cam」を試した

2021年12月05日 12時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●飯島恵里子

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電源アダプター式とバッテリー式で画質に明らかな違いがある

 さて今回、電源アダプター式とバッテリー式で映像を見比べてみたのですが、ハッキリとした差がありました。まず画角はスペック通りで、130度のバッテリー式よりも135度の電源アダプター式のほうが広いです。とは言え画角についてはわずかな差なので、問題になることはないでしょう。

 興味深いのは、電源アダプター式とバッテリー式で露出、色味が異なること。比較してみるとバッテリー式のほうが実際に近い発色です。また、電源アダプター式は暗部でノイズが多めですね。

 バッテリー式のイメージセンサーは1/2.8インチとセンサーサイズがスペック表に記載されていますが、電源アダプター式は非公表。これだけ実際の映像が異なるので、イメージセンサーが違う可能性が高いですね。

 とは言えネットワークカメラは、見守りや防犯のために利用するもの。鑑賞するための映像を残すためのものではありません。電源アダプター式であっても、実用上十分な画質を備えています。

電源アダプター式で撮影(1倍)

バッテリー式で撮影(1倍)

電源アダプター式で撮影(6倍デジタルズーム)

バッテリー式で撮影(6倍デジタルズーム)

 なお、ナイトビジョンの映像も比較しましたが、こちらは圧倒的にバッテリー式のほうが明るく撮影できました。ナイトビジョン動作時にカメラ越しに両機種を撮影してみたら、電源アダプター式は赤外線LEDが2個搭載されていますが、バッテリー式は電源アダプター式よりも高出力な赤外線LEDを6個搭載していました。一般的な家屋であれば電源アダプター式のナイトビジョンで十分ですが、広い倉庫などで利用するならバッテリー式のほうがより遠くまで明るく撮影できるはずです。

電源アダプター式で撮影(6倍デジタルズーム)

バッテリー式で撮影(6倍デジタルズーム)

バッテリー式は赤外製LEDを6個搭載していますが、電源アダプター式は2個です。出力も大きく違いますね

いたれりつくせりのネットワークカメラがほしいなら
Google Nest Camはピッタリ

 5000円を切る価格のネットワークカメラも多数販売されているなか、バッテリー式より安いとはいえ、電源アダプター式も1万2300円と競合製品に比べると高価です。しかし、Googleアカウントで利用できるのでセットアップが容易。グーグルが運営しているということでプライバシー的に安心感が高いです。動画履歴機能を拡張する「Google Nest Aware」も長く継続することが期待できます。

 いたれりつくせりのネットワークカメラがほしい方にGoogle Nest Camはピッタリ。ちょっと高価ですが、バッテリー式は電源を確保しにくい場所用、電源アダプター式はそれ以外の場所用として使い分け、トータルコストを抑えられるわけです。

 

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