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バッテリー非搭載でお手頃価格を実現した「Google Nest Cam」を試した

2021年12月05日 12時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●飯島恵里子

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まずは本体から伸びるUSBケーブルを電源アダプターに接続します

セットアップは容易だが、ステップ数はかなり長め

 Google Nest Camのセットアップは特に難しいことはありません。本体から伸びているUSBケーブルを電源アダプターに接続し、「Google Home」アプリをインストール。そして、アプリのホーム画面から「+」アイコンをタップすれば、あとはメッセージにしたがって進めるだけでセットアップは完了します。

 Androidスマートフォンを使っているのなら、当然Googleアカウントを取得、登録しているはずなので、新たにIDを作成する必要はありません。この点は、他社製ネットワークカメラに対する大きなアドバンテージです。

起動を待っている間に「Google Home」アプリをインストールします

そして、左上の「+」アイコンをタップして、Google Nest Camのセットアップに進みます

 ただし、ここからが結構長くて、すべての設定が完了するまで、なんと37ステップもかかりました。スクリーンショットを撮りながらではありますが、所要時間は約10分です。これだけ長くかかる理由は、権限の許可、ガイドラインへの同意、機能改善への協力の同意、位置情報の利用許可、メーリングリストへの登録……などなど、非常に多くの問いに対してひとつひとつ「許可」「同意」「登録」をする必要があるからです。

 昨今の製造物責任法やプライバシーに対する厳しい意識からすると仕方がないのかもしれません。しかし「オールOK」で構わないユーザー向けに、「超エキスプレスセットアップ」という項目をぜひとも用意してほしいところです。

全人類に対して、すべての製品、サービスが個別にこれらのガイドラインに同意させるのは時間がもったいない気が……。この手の作業、どんどん長くなっている気がします。一度プライバシーポリシーを登録すれば、重複する項目は省略する仕組みが採用されることを切に願います

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