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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第192回

今、コスパよくスマホを使うならどこがいい? 周りに相談する前にまとめておきたい項目はこれ

2021年11月28日 12時00分更新

文● 正田拓也 編集● ASCII

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最近のオススメは店頭で相談もできるワイモバやUQ
特典の大きな格安SIMや3大キャリアの選択もあり

 筆者の回線状況は以上だが、2021年11月時点で、周りの人に相談された場合の回答を想定しておこう。店頭で契約できることを考えると、Y!mobileやUQ mobileを取り扱っているソフトバンクやauのショップに行って相談するのがよいと答えていることが多い。その際は前述の条件をまとめておけばいいだろう。

 特にY!mobileはYahoo!系サービスやPayPayでの優遇が手厚く、しかも家族で契約すると2回線目以降が大きく安くなる。UQ mobileは電気の契約を「auでんき」にするか、対応固定回線とのセットで大きく料金が下がる。電気の契約も選び方次第で使い勝手や費用が大きく変わるので、こちらも慎重に検討したいところだが、その結果としてauでんきで問題ないならUQ mobileの割引は魅力的だ。

 また、契約やSIMの差し替え、設定まで自分でなんとかできる人で、月20GB程度の通信量が必要なら、ahamoのコスパは非常に高い。月3GBで問題ないなら、LINEMOのミニプラン(月990円)は非常に魅力的。さらに、端末購入時の優遇を考えると特典の多いMVNOの格安SIMや3大キャリアも悪くないといったことを伝えている。

月3GBで足りるのであれば、月990円。しかも通信速度が高速で、LINEのトークの通信量はカウントされないLINEMO「ミニプラン」は有力だ

 このうち、オンラインでネット申し込みができる回線であっても、店頭ではさらに好条件だったりすることもある。選ぶ際はできることなら家電量販店などにも足を運んだ上でしっかり比較検討したい。

 また、さらに別の理由があればほかの回線も広くすすめている。やはり人によってニーズや環境は異なるので、絶対的に優れた回線も劣った回線も存在しないからだ。

回線次第で支出は大きく変わる
そしてサービスが変われば適した回線も変わる

 2021年11月現在の状況を説明してみたが、筆者の回線も、人に勧める回線も流動的だ。またしばらくして新しいサービスや料金プランが登場すれば、すぐに乗り換えるかもしれないし、新サービスが登場しなくても自分の利用状況が変われば回線も変わる。もちろん、人に相談された場合のオススメ回線も変わってくる。

 月20GBで2000円台のプランが今春に相次いで登場したが、秋にはpovo2.0のように完全オプション制のプランも現われ、ここ数ヵ月の間にも選択肢が大きく変わっている。また、大きな変化があれば、オススメSIMをまとめる予定だ。

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