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ファーウェイ通信 第158回

ファーウェイ製ゲーミングディスプレーに34型スタンダードモデルと27型の2モデルが追加

16:9で設置場所を選ばなくなった27型の「HUAWEI MateView GT」をビジネスやエンタメで大いに活用

2021年11月29日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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狭いデスクでもセカンドディスプレーとして使える27型
特に在宅ワークに最適な1台

 HUAWEI MateView GTシリーズは、カテゴリーとしては「ゲーミングディスプレー」を謳っているものの、それ以外での利用も十分に実用的だ。そこで今回は27型スタンダードを主にビジネスやエンタメでの使い方を前提に試用した。

これが筆者のスタイル。ノートPCのセカンドディスプレーして、HUAWEI MateView GTを用いる

 今回想定したのは、27型スタンダードをノートPCのセカンドディスプレーにする使い方だ。在宅ワークにおいて、私物、または会社支給のノートPCで作業している人は多いだろう。ただ、ノートPCの小さな画面に顔を下向きで見つめ続けていると、デスクトップ領域が小さいために作業の効率が上がりにくいし、どうしても疲れやすくなる。しかし、セカンドディスプレーがあるとそれが大きく改善される。なお今回組み合わせたノートPCは、ファーウェイの高性能モバイルノート「HUAWEI MateBook X Pro 2021」だ。2つのUSB Type-C端子経由で、最大4K/60Hzでの画面出力が可能となっている。

Windows上の操作でディスプレーの配置は移動できる

 筆者は普段自宅で、上の写真のようにディスプレーとノートPCを上下に配置して仕事をしている。好みの問題とも言えるが、この配置だと姿勢が左右にブレずに正しく保ちやすいような気がして、長らくこのスタイルを好んでいる。ただ、設置スペースの都合などで左右に配置するケースもあるかもしれない。Windowsの場合は、ディスプレーの設定から、2つのディスプレーの配置を変更可能だ。

各種の資料を大きなディスプレーで確認しつつ、ノートPC側でメインの作業を進める

 実際に27型スタンダードをHUAWEI MateBook X Pro 2021と組み合わせて仕事をしてみると、2560×1440ドットという画面解像度によるデスクトップ領域拡大の恩恵を感じられた。ブラウザーとPDFなどの資料を同時に広げて調べ物をしつつ、エディターやWordで原稿をまとめていくという作業をすることが多いのだが、これが効率的にできる。ブラウザーと資料のウィンドウを重ねないで表示して参照しつつ、HUAWEI MateBook X Pro 2021の側でテキスト入力するというのは、やはり快適だ。

動画視聴時は当然大きな画面で表示させることでより迫力を楽しめる

 次にエンタメ用途だが、映像視聴をしてみたところ、映像の精緻さや色の再現度、明暗の差などは申し分なく、画質は十分に満足できた。内蔵サウンドバーが非搭載ということで、音質面はどうなるかと注目していたが、HUAWEI MateBook X Pro 2021側にクアッドスピーカーを搭載していることもあり、十分に迫力は感じられた。もちろん別途外付けスピーカーを接続するのもありだろう。

 とは言え、湾曲ディスプレーによる没入感という点では、(当然ながら)34型と同等にはならない。ゲームも含めたエンタメ用途での没入感を求めるのならば、やはり34型サウンドバー版か34型スタンダードがオススメだ。ただ、27型スタンダードは横幅が約61.3cmで(34型は約80.9mm)、100cmを切るような小型デスクでも余裕を持って設置できる。予算も含め、自分の求める条件に合ったモデルを選べばいいだろう。

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