プロダクト分析業界を牽引するMixpanel、2億ドルの資金調達を実施
Mixpanel, Inc
より多くの企業に、魅力的なデジタルプロダクトを構築するソリューションを提供。
ベインキャピタル・テック・オポチュニティーズは、Mixpanelの企業価値を10億ドル以上と評価。デジタルエコノミーが加速する中、プロダクト主導の成長戦略を推進。
世界中の革新的なデジタルカンパニー約6,000社をサポートする、プロダクト分析ソリューションのリーディングカンパニーMixpanel, Inc.(本社:米サンフランシスコ)は、2021年11月16日、シリーズCラウンドで、ベインキャピタル・テック・オポチュニティーズ(Bain Capital Tech Opportunity)から、2億ドルの資金調達を実施したことをお知らせいたします。Mixpanel, Inc.の現在の企業評価額は、10億5,000万ドルとなりました。
2014年にアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)が主導した、直近のシリーズBラウンドで調達した6500万ドルを含め、Mixpanelの累計調達額は2億7700万ドルにのぼります。
今回の資金調達により、プロダクト開発をさらに進め、デジタル・ファースト企業により多くリーチできるよう、サービスを拡大していきます。Mixpanelでは、これまでもMonday.com、Noom、Xeroのような最先端のデジタル・ファースト企業にサービスを提供してきました。Mixpanelは、市場開拓やプロダクト開発、エンジニアリングに注力するため、今後12ヶ月から18ヶ月の間に、北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地域にチームを拡大する予定です。
Mixpanel CEO・Amir Movafaghiは次のようにコメントしています。
「デジタル・プロダクトによって、私たちの生活は進化し続けています。ラストワンマイルの配送からフィンテック(FinTech)、最新のメディアビジネスまで、イノベーションが爆発的に加速しています。私たちMixpanelは、このような企業の進化をサポートして参ります。プロダクト開発チームが、プロダクトやサービスのどのポイントがユーザーにとって重要なのかを迅速に理解できるように支援し、カスタマーエクスペリエンスを中心とした、デジタル・プロダクトの改善をサポートします。
Mixpanelの長期的なプロダクト主導型の成長戦略が評価され、経験豊富でグローバルなテクノロジー投資家であるベインキャピタル・テック・オポチュニティーズとの提携が実現しました。今回の投資により、巨大なプロダクト分析市場を勝ち取るために必要な支援を得ることができます。」
ベインキャピタル・テック・オポチュニティーズの取締役社長であるDewey Awad氏は、次のようにコメントしています。
「Mixpanelは、世界中のプロダクト開発チームにアナリティクス革命をもたらす、最先端の企業です。Mixpanelは、コアとなるプロダクト分析ソリューションへの投資を継続するための超集中的な戦略を持っており、経営陣は顧客に提供する価値を最大化させることに、マニアックなほど集中しています。この二つの要素は、勝利の組み合わせと言えます。」
ベインキャピタル・テック・オポチュニティーズは、エンタープライズ・ソフトウェアの分野で豊富な実績があります。A Cloud Guru(Pluralsightが買収)、Buildertrend、BioCatch Ltd.、Hudl、When I Workなどのグローバルなソフトウェアカンパニーに投資し、その規模を拡大してきました。
元エクスペディア(Expedia)グループのデータ・AI担当の副社長兼ゼネラルマネージャーで、現在はバビロンヘルス(Babylon Health)の最高技術責任者であるSteve Davis氏は、次のようにコメントしています。
「私はこれまで、多くのソフトウェアベンダーを活用してきました。”仕方なく”受け入れられているプロダクトが多いなか、Mixpanelは”本当に使いたい”と受け入れられている、数少ないプロダクトの一つです。」
ベインキャピタル・テック・オポチュニティーズの役員であるScott Kirk氏は、次のようにコメントしています。
「私たちは、何百人ものMixpanelの顧客にアンケートやヒアリングを実施してきました。Mixpanelを活用してデータドリブンな意思決定を行うことで、エンジニアリング、プロダクト、設計チームが深い分析とROIを実現しているというのは明白です。」
デジタル業界を牽引する多くの企業が、ユーザーやプロダクトに関するインサイトを深めるために、Mixpanelを導入。
Mixpanelのソリューションは、急速に成長しているプロダクト分析市場を切り開き、開拓してきた草分け的なイノベーターです。Mixpanelのソリューションは、自社のウェブサイトやアプリケーションにユーザーがどのように関わっているかを簡単に理解できるように支援し、プロダクトの改善やカスタマーエクスペリエンスを向上させるための、データインサイトを引き出すことを可能にしてきました。Mixpanelを使用することで、プロダクト開発チームは、最もポピュラーなユーザーパスや機能、リテンションやコンバージョンの要因、フリクションが発生するポイント、隠れたトレンドを特定することができます。インサイトに簡単にアクセスすることができるので、プロダクトのロードマップに反映させることが可能となります。
近年、デジタルプロダクトやサービスの利用が激増するなか、プロダクト分析市場は現在の60億ドルから2027年には200億ドル以上に成長すると予測されています(※)。プロダクト分析領域の成長はまだ初期段階にありますが、エンジニアリング、プロダクト、設計チームから、プロダクト分析ツールへの投資効果が徐々に認識されるようになってきたことで、発展し始めています。
ダンキン(Dunkin')と インスパイアブランズ( Inspire Brands)のデジタル部門シニア・マネージャーであるJackie O’Leary氏は、次のようにコメントしています。
「Mixpanelは、ダンキン・デジタル (Dunkin' Digital)のブランド・プロダクトチームにとって大変貴重な資産です。 モバイルアプリにおけるユーザー行動への理解が深まり、機能拡張を計画する際に、データドリブンな判断ができるようになりました。また、組織全体でデータの民主化が促進されました。」
※出典:Apptopia, Gartner
Mixpanelは、プロダクト分析領域を明確にし、拡大し続けます。
Mixpanelは、最高クラスのUIとプロダクト主導の強力な成長戦略を備えたプロダクト分析のリーディング・プロバイダーです。ユーザーが自社のウェブサイトやアプリケーションにどのように関わっているかを理解できるように支援し、毎月7,000万件以上のプロダクトに関する答えを企業に提供しています。Mixpanelの唯一の目標である、Mixpanelの導入により顧客が得られる価値を最大化させる、ということに会社全体で集中して取り組んでいます。この戦略により、下記のような大きな成果を上げてきました。
週間アクティブユーザー数(WAU)は、2020年初頭から72%増。
月間登録者数は、前年比57%増。
有名企業顧客の獲得:Bolt、Expedia、Indeed、Viber、Yelp、Uberなど
成長し続けるテクノロジーパートナーエコシステム:Snowflake、Twilio Segment、mParticle、Fivetran、Census、Hightouch、RudderStack、Iterable、OneSignalといったベスト・オブ・ブリードのベンダーなど90社以上との統合により、Mixpanelは顧客に一連のサービス機能を提供しています。
トゥイリオ・セグメント(Twilio Segment)のビジネス・ディベロップメント&パートナーシップ部長であるYuri Bukhan氏は、次のようにコメントしています。
「数千の共通の顧客を持つMixpanelは、私たちの重要なパートナーであり、プロダクト分析業界を牽引する存在です。Mixpanelの継続的な勢いを目の当たりにし、大変嬉しく思います。より多くのお客様がより良いプロダクトやカスタマーエクスペリエンスを構築するために、カスタマーデータの収集、クリーニング、管理、分析を行う支援ができることを楽しみにしています 。」
Mixpanelについて
Mixpanelは、プロダクト分析ツールの提供により、企業の重要な指標測定、迅速な意思決定をサポートすることで、データドリブンなプロダクト改善を可能にします。パワフルなMixpanelのセルフサービス型プロダクト分析ソリューションを導入することで、チームは、様々なデバイス上で、リアルタイムにユーザーのエンゲージメント、コンバージョン、リテンションを分析し、ユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。
Mixpanelは本社をサンフランシスコに、支社をニューヨーク、シアトル、オースティン、ロンドン、バルセロナ、シンガポールに構えています。エンプロイーエクスペリエンス(従業員体験)や企業カルチャーは、数々の賞を受賞しています。
Mixpanel公式サイト:www.mixpanel.com/ja
ベインキャピタル・テック・オポチュニティーズについて
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ベインキャピタル・テック・オポチュニティーズのチームは、プライベート・エクイティやパブリック・エクイティへの投資、テクノロジー分野での事業運営など、さまざまなバックグラウンドを持ったメンバーで構成されており、成長中のテクノロジー企業を数多く支援してきた豊富な経験があります。
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