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キーボードは光学メカニカルスイッチを採用、Thunderbolt 4やWi-Fi 6も

240Hz対応液晶で第11世代Core i7&RTX 30搭載、GALLERIA×インテル共同設計の薄型軽量15.6型ノートPC「GALLERIA U SERIES」発表

2021年11月04日 17時30分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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「GALLERIA U SERIES」が発表

 サードウェーブは11月4日に発表会を開催し、ゲーミングパソコンブランド「GALLERIA」とインテルが共同設計したゲーミングノートパソコン「GALLERIA UL7C-R37」「GALLERIA UL7C-R36」を発表。同日より全国のドスパラ各店舗および直販サイトにて販売を開始している。価格は、GALLERIA UL7C-R37が22万9980円、GALLERIA UL7C-R36が18万9979円。

リフレッシュレート240Hzのディスプレーを採用
ゲームを中心に幅広く使える薄型筐体も特徴

 発表会では、サードウェーブ GALLERIA製品企画担当の瀧吉 佑介氏が登壇。瀧吉氏は、「GALLERIA U SERIES」の特徴を「動作性」「冷却性」「拡張性」「機動性」「デザイン性」の5つに分けて紹介した。

サードウェーブ GALLERIA製品企画担当の瀧吉 佑介氏が登壇

GALLERIA U SERIESの魅力を大きく5つに分けて紹介した

・機動性

 GALLERIA U SERIESは、リフレッシュレート240Hzに対応した15.6型ディスプレーを採用。加えて、第11世代のノート向けハイエンドCPUとなる「Core i7-11800H」と、GeForce RTX 30シリーズを搭載する(GALLERIA UL7C-R37はRTX 3070、GALLERIA UL7C-R36はRTX 3060)。これにより、タイトルや設定次第では、240Hzディスプレーを最大限に活かしたゲームプレイが可能となっている。さらに、テンキーレス光学式メカニカルキーボードを採用している。

240Hzのリフレッシュレートに対応するディスプレーは、狭額ベゼルを採用しており、画面占有率は94.5%を実現

 瀧吉氏は「ノートパソコンの場合、購入後にディスプレーだけ変えるということができないので、コアゲーマーでも存分にゲームを楽しんでもらえるため、240Hzのリフレッシュレートについては、我々からインテルに早い段階からリクエストしていた譲れない部分でした」とコメントした。

・冷却性

 GALLERIA U SERIESでは、高い冷却性を誇るという液体金属グリスを採用している。これにより、従来のナノダイヤモンド配合グリスと比較して、約5~6倍の熱伝導率を実現しているとのことだ。

・拡張性

 インターフェースとして、Thunderbolt 4を採用しており、対応の外付けストレージなどを用意すれば、高速なデータ移行が可能。加えて、有線LANはもちろん、最大2.4Gbpsの高速通信が可能なWi-Fi 6にも準拠しているのもポイントだ。

・機動性

 15.6型ながら、厚さおよそ21.6mm、重さ約1.96kgと比較的薄型軽量なのも特徴。室内はもちろん、外出先にも持ち運べるサイズ感だ。本体にはマグネシウム合金を採用しており、軽さだけでなく堅牢性を確保している点も、安心して持ち運べる理由の1つといえる。

・デザイン性

 GALLERIA U SERIESは、スーツにもカジュアルスタイルにも合うという、バランスのとれたシンプルなデザインを採用している。ただし、RGBバックライトはしっかりと内蔵しており、ソフトウェアにて色がカスタマイズ可能だ。

 瀧吉氏は「GALLERIA U SERIESはゲームを中心に様々な用途でお使いいただけるようにシンプルなデザインを採用していますが、キーボードにはRGBバックライトを備えており、ゲーミングらしく光らせることができます。もちろん、用途に合わせて単色にしたり、オフにしたりも可能です」と述べた。

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製品・マーケティング統括本部長の佐藤 和仁氏

 発表会では、製品・マーケティング統括本部長の佐藤 和仁氏も登壇。佐藤氏は「2019年9月にインテルとのコラボレーションモデル第1弾を発売しました。その際に目指したのが、ハイエンドスペックでありながら、おそろかになりがちだった薄く軽い筐体や、長時間のバッテリー駆動の確保などです。この第1弾を発表してから、ゲーミングノートパソコンの需要は200%近い伸びとなっています。そして今回発売する第2弾では、理想のゲーミングノートにより近づけるために、早期の段階からインテルとコンセプトなどの協議を何度も重ねてきました。GALLERIAとして自信を持って送り出せる、ハイエンドノートになっていると確信しています」とコメントした。

 続けて佐藤氏は「クロスプレイに対応するタイトルが盛んになり、より高いリフレッシュレートでプレイできるPC版で遊んでみたいという方も増えてきていると思います。そんな方々に、PCゲームを存分に楽しんでもらえるための一役を担っていきたいと考えています」と述べた。

インテル 執行役員 第一営業本部 本部長の井田 昌也氏

 さらに、インテル 執行役員 第一営業本部 本部長の井田 昌也氏も登壇。井田氏は「GALLERIAは、今回の発表会の会場となっているLFS 池袋や、年末に開催される全国高校eスポーツ選手権など、ゲーミング市場における多大なる投資、貢献をされているメーカーだと感じています。インテルも、eスポーツ大会を主催するなど、eスポーツ・ゲーミング市場は、注力すべき分野だととらえています。今後も、精力的なパートナーとして、市場を一緒に盛り上げていきたいです」と挨拶した。

発表会では、サードウェーブの佐藤氏とインテルの井田氏が握手を交わした

 GALLERIA U SERIESは、ゲームをしっかり遊べる性能と高リフレッシュレートのディスプレー、薄型軽量ボディーと、ハイエンドなゲーミングノートに求める項目をほとんどクリアできている1台といえるだろう。それでいて、上位モデルもGeFroce RTX 3070搭載で22万円台からと、価格もそこまで高額ではないのもポイントだ。ゲームを中心に、仕事のメインマシンや動画編集などもこなせるノートパソコンの購入を検討している人は、ぜひチェックしてみてほしい。

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