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伝説の名車もレースカーも早朝のオートバックスに集合! BMWミーティングレポート

2021年10月30日 17時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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早朝のA PIT AUTOBACS SHINONOMEにBMWオーナーが集合!

 10月24日(日)の朝7時30分から9時まで、オートバックスの旗艦店舗「A PIT AUTOBACS SHINONOME」にて、BMWオーナーを対象とした「モーニングミーティング」が開催されました。はたして、どのようなクルマとオーナーが集まったのでしょう?

BMWのレーシングカーも展示!
50台も集まった早朝ミーティング

 秋晴れの好天に恵まれた開催日当日。イベント会場にはBMWのM PERFORMANCEのブースが設置され、Mパフォーマンスパーツを取り付けたM440iとM5のほか、スーパー耐久第3戦「富士24時間レース」に出走した「BMW M2 CS RACING」の車両も展示され、多くの人々がスマホで写真を撮るなど注目を集めていました。また、展示のみならず、物販も開催。ディーラーで購入するより少しだけ安く購入できるとあって、こちらも盛況でした。

BMWのM PERFORMANCEブース

BMWグッズがいっぱい

子供向けアイテムのほか、ローリングケースも登場

ホイールやメンテナンスグッズも販売

Mパフォーマンスパーツを取り付けたBMW M5

Mパフォーマンスパーツを取り付けたBMW M440i

BMW M2 CS RACING

BMW M2 CS RACING

BMW M2 CS RACINGのリアウイング

BMW M2 CS RACINGのドライビングシート

BMW M2 CS RACINGのステアリング

個性豊かなオーナーのクルマも見どころ

集まったBMWたち

 そんな朝早くから集まったBMWは約50台。そのほとんどがM2やM3といった、ハイパフォーマンスなMモデルです。しかもオーナーは皆若く、30代以下がメイン! 実はAMGやメルセデスの時も感じたのですが、ここに集まっているオーナーは皆、若い方の姿が多く、むしろ40代の姿は見えないのです。どうやら結婚する前に高額なクルマを買い求めているようで、子育てに忙しい40代は、クルマから離れてしまうのかもしれません。

BMWオーナーのカップル

 気になるのは、なぜBMWをチョイスされたのか、というところ。数名のオーナーに聞いたのですが、その答えは異口同音に「駆けぬける歓びが味わえるから」「走りがイイから」「シルキーシックスは最高だから」というもの。メルセデスの回の時に、どうしてAMGを選択したのかと尋ねると異口同音で「内装がイイ」という答えが多かったことから、走る行為に気持ちが向いている人はBMWを選ぶのかなと感じた次第です。

ヴェルサーチをアピールするZ4

室内もヴェルサーチ!

ホイールをBBSに変更している以外、一見普通のBMW

よく見ると、グッチのヘッドレストが!

 このモーニングミーティングでは、カスタマイズされたクルマが多く集まり、その内容も気になるところ。室内で度肝を抜かされたのは、ヴェルサーチ柄を配したZ4と、グッチのヘッドレストを備え付けた車両。これはメルセデスの時には見かけないものでした。

異様に車高が低いBMW。よく見るとStudie AGのステッカーが!

 そしてBMW専門店であるStudie AG(スタディ)のステッカーを貼っている車両を多く見かけたのも印象的。もちろんスタディのアイテムが取り付けられ、より走りに目を向けていることがうかがえます。これもまたメルセデス回では見かけなかった傾向です。

Mパフォーマンスパーツのエンジンカバーなどを取り付けたM2

 その他ではMパフォーマンスパーツをてんこ盛りする方の姿もちらほら。これらのことから「BMWオーナーは、より自分好みにカスタマイズする傾向が強い」と言えそうです。

往年の名車から最新のスポーツグレードまで

伝説の名車CSL3.0とそのオーナー

車内がすごく綺麗!

 その中で昔からBMWに乗り続けている、という熟年オーナーの姿もちらほら。しかも伝説の名車、CSL3.0のミントコンディションが2台も! そのうちの1台にお話を聞くと「15年以上乗り続けて、10年前にオールペンしました。今のBMWにはない良さが忘れられず乗り続けています」とのこと。

ワンオーナーのCSL3.0

ホイールはヴィンテージのアルピナホイール

 もう一人の方はワンオーナーで20年以上も乗り続けているというからすごい! 昔ながらのアルピナホイールが放ついぶし銀の光沢に凄味を感じずにはいられませんでした。「今でも週に1度は運転していますよ。それがコンディションの秘訣です」という言葉に、クルマは動かすのが一番いいと改めて思いました。

M6とオーナー

 M6の姿もちらほら。そのうちのお一人に話を伺うと「今でも通勤でM6に乗っています。一度手放したのですが、やっぱりこれじゃないと思い、買い戻しました」と、クルマ好きにとっては「イイ話」ばかり。

アルピナB3とオーナー

 BMWアルピナの姿の数台。こちらはアルピナのままで、手を加えていない様子。どうしてアルピナを選んだのかと尋ねると、はにかみながら「たまたまですよ」と語る姿が印象的。「行きついた先にBMWアルピナと巡り会えた」ことを感じさせました。

参加したアルピナ

 新旧のBMWオーナーに共通するのは、本当にクルマでドライブすることを心の底から楽しまれているということ。BMWは1936年からBMW製自動車とオートバイの広告に「Kraftfahren muss Freude bereiten!(ドライビングは歓びであるべき!)」というメッセージが掲げていました。現在のキャッチコピーである「駆けぬける歓び」も、1965年に誕生した企業スローガン「Aus Freude am Fahren(駆けぬける歓びのために)」をベースとしたもので、このスローガンは今でも使われ続けています。このスローガンが、クルマに反映され、そのクルマを通して、多くのオーナーに浸透していることを強く思わせたのが、今回のイベントでよく伝わりました。

 次のページでは今回の参加車両ほぼ全台掲載! 十人十色のBMWをご堪能ください。

 さて、次回のモーニングミーティングは11月21日に開催予定。テーマはJeepとのことで、当日は新型車コンパスを展示する予定とのこと。なお担当者によると「新しいJeepはもちろんですが、三菱Jeepも来たらうれしい」とのことでしたので、新旧Jeepオーナーさんは、ぜひ会場に遊びに行ってはいかがでしょうか。

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