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iPadやMacでポータブルSSD使ってみた 第12回

ベンチマーク結果で最大2倍以上の速度改善も

M1 MacにThunderbolt 3接続のディスプレーを接続すると外付けSSDの速度が向上するという噂は本当か?

文●平澤寿康 編集●北村/ASCII

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 M1 Macで外付けSSDの速度が遅い、という話は広く知られている事実だ。本誌でも、「M1 Macで外付けSSDが遅いという噂は本当か?」の記事などで、M1 MacとIntel Macとの間で外付けSSDの速度検証を行ない、M1 Macでの速度低下を確認している。

 そんな中、ウェブやSNSなどで「M1 MacにThunderbolt 3(以下、TB3)接続のディスプレーを接続すると外付けSSDの速度が向上する」というにわかに信じがたい情報を見つけたので、本当に速度が向上するのか実際に確認してみることにした。
 

M1 MacにTB3接続のディスプレーを接続すると外付けSSDの速度が速くなるという噂を、M1搭載の13インチMacBook Airで検証

TB3接続とUSB接続の外付けSSDで検証

 まずはじめに、検証環境を紹介しよう。検証に利用したM1 Macは、M1搭載の13インチMacBook Air(以下、M1 Mac)で、OSは「macOS Big Sur 11.6」。

 外付けSSDとしては、本来の速度にかかわらず速度が向上するかどうかを確認するために、さまざまな速度帯の製品を用意。まず、高速な外付けSSDとして、リード最大2800MB/s、ライト最大2300MB/sのTB3接続のSSD「Samsung Portable SSD X5 1TB(以下、X5)」を用意。

 またUSB接続のSSDとしては、転送速度最大1050MB/sの「Samsung Portable SSD T7 1TB(以下、T7)」と、転送速度最大540MB/sの「Samsung Portable SSD T5 1TB(以下、T5)」の2製品を用意した。

TB3接続の高速SSD「Samsung Portable SSD X5 1TB」

USB接続の定番外付けSSD「Samsung Portable SSD T5 1TB」

USB接続の高速SSD「Samsung Portable SSD T7 1TB」

 TB3接続対応外付けディスプレーは、ASUSの32型液晶の「ProArt Display PA32UC」を用意。4K IPSパネルは、最大1000nitの輝度を有し、Rec.2020の85%、Adobe RGBの99.5%、DCI-P3の95%、sRGBの100%の色域をカバーしている。しかも、工場出荷時にキャリブレーションされており、⊿E値2未満の色精度を保証するプロの向けの液晶だ。

 なお、I/Oポートとして、2つのTB3ポートを持っているので、ディスプレーをTB3で接続しつつ、もう一つのTB3ポートにTB3接続の外付けSSDやUSB Type-C接続の外付けSSDをつなげることも可能だ。

TB3接続の外付けディスプレーとして、ASUSの「ProArt Display PA32UC」を用意した

 合わせて、TB3対応外付けディスプレーを接続した場合のみ速度が向上するのかどうかを検証するために、M.2 SSD「Samsung SSD 980 PRO 1TB」を取り付けたTB3接続対応のM.2 SSD外付けエンクロージャー(ダダンドール社製「DDITG000T01BK」)も用意した。高速なM.2 SSDを搭載していることもあり、こちらもTB3接続ストレージとして、速度確認の機器に追加することにした。

外付けディスプレー以外のTB3機器を接続した場合の速度変化を検証するため、TB3接続対応のM.2 SSD外付けエンクロージャーも用意した

M.2 SSD外付けエンクロージャーには980 PRO 1TBを取り付けておいた

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