日本HPは10月7日、キーボード着脱式の「HP Chromebook x2 11」と、21.5型回転式ディスプレー搭載の「HP Chromebase All-in-One Desktop」を発表した。2021年内に販売を開始する予定。
キーボード着脱式「HP Chromebook x2 11」
HP Chromebook x2 11は、Snapdragon 7cを搭載したキーボード着脱式のChromebook。電力効率を向上させたChromebookデバイスなどのクラウドベースのコンピューターに最適化しており、最大およそ11時間のバッテリー駆動時間を実現したとする。Wi-Fiモデルと4G LTEを搭載したセルラーモデルの2タイプが用意され、カバーとキックスタンドのカラーはWi-Fiモデルはシェイドグレイ(濃いグレー)、セルラーモデルはナイトティール(深みのあるブルー)。
2160×1440ドット解像度の11型ディスプレーを搭載。大型タッチパッドを備えた着脱可能なフルサイズキーボードを搭載し、別売のHPワイヤレスリチャージャブルUSIペンで手書きメモアプリを利用できる。画面のアスペクト比は3:2で、縦向きでも横向きでも使用可能。
500万画素のワイドビジョンのインカメラと800万画素のアウトカメラの2台のカメラを搭載するほか、Audio by Bang & Olufsenのサウンドシステムを採用し、ビデオ会議の品質向上が可能とする。
HP Directplusでの販売価格は、Wi-Fiモデルが8万2500円、セルラーモデルが9万9000円。
回転式ディスプレー搭載の「HP Chromebase All-in-One Desktop」
HP Chromebase All-in-One Desktopは、21.5型のフルHD回転式タッチディスプレーを搭載したChromebookデバイス。ディスプレーは上方に最大20度傾けることができ、シンプルなタッチで90度回転させて横向きから縦向きに変更できる。画面分割機能を搭載し、複数のページを同時に閲覧可能。
インテルPentium Goldプロセッサー、256GB SSD、8GB DRAMを搭載。ビデオ通話やオンライン学習向けに、Audio by B & O Play、5Wデュアルスピーカー、大型センサーを備えた500万画素のカメラを採用。暗い照明の部屋でも輝度をダイナミックに調整し、高画質で表示できる。また、カメラキルスイッチによって、カメラとマイクミュートのオン/オフをそれぞれ簡単に切り替えられる。
Works With Chromebook認証済みのBluetoothワイヤレスマウスとキーボードに対応する。その他、「HP Quick Drop」機能よりモバイルデバイスと本製品との間でコンテンツを転送できる。
コンパクトなコーン型の省スペースなスタンドデザインを採用。また、底部のダイキャストアルミニウム製の円盤状の土台によって安全性が向上し、これによりスタンドと設置面積に隙間を設けることでエアフローを向上した。ファブリック素材のスタンドは耐久性に優れ、濡らした布で軽く拭いて手入れが可能。
HP Directplusでの販売価格は9万6800円。