Quebico株式会社、シリーズ初の連続CGドラマ「BIOHAZARD:Infinite Darkness」制作にクラウドベース分散型高速レンダリングサービス「Render Pool」を採用
モルゲンロット株式会社
クラウドレンダリングパワーを時間の優先度が高い場面で活用
モルゲンロット株式会社(以下モルゲンロット)は、Quebico株式会社(以下Quebico)が、BIOHAZARDシリーズ初の連続CGドラマ作品「BIOHAZARD:Infinite Darkness」の制作において、モルゲンロットのクラウドベース分散型高速レンダリングサービス「Render Pool」を採用したと発表。
モルゲンロットが運用するレンダリング用GPUサーバーは、米国AMD社の最新の高性能グラフィックプロセッサーAMD Radeon™およびレンダリングソフトウェアAMD Radeon™ Pro Render™をベースに、モルゲンロット独自開発の分散処理アルゴリズム"Excalibur"をポーティングした高性能システムです。
フルCGアニメーション制作において、作品の最終品質と制作コストに大きな影響を与えるレンダリング。Quebicoテクニカルスーパーバイザーの小堀 剛氏にインタビューをおこない、フルCGアニメーション制作現場でのレンダリングの展望をお聞きしました。
Quebico 小堀 剛氏
「計画外のレンダリングパワーが必要な場面など、時間の優先度が高いときはクラウドレンダリングを利用することになります。ランニングコストは割高であっても、当社のように外部と提携しながら制作する体制、小規模なチームならば、高額なマシンを準備するコストと比較して優位性が生まれるケースが多くなると思います。コスト以外の評価ポイントとしては、データの扱い方があります。レンダリング・ジョブのためのデータ準備と、クラウドへのアップロードがストレスなくできるサービスでないと使えません。その点も、Render Poolではストレスなく進められたと思います。」
Render Poolはクラウドレンダリングによって、あらゆる規模・体制の組織の高品質な映像制作をサポートしていきます。
モルゲンロット株式会社について
モルゲンロットは、「コンピューティングパワーを世界中の誰にでも」をビジョンに掲げ、クラウドで計算力をソリューション提供する会社です。必要なところに再生可能エネルギーや余剰電力から作られた計算力という資源を世界中の誰にでも届けることで、無駄の無い環境に優しい最適な生活が出来ると信じています。
自社で開発したGPU分散処理ソリューションを活用して電力を計算力に変換する「ハードウェアの構築、販売、運用、保守」と、大規模な計算力を必要とする企業に「GPUクラウドサービス Morgenrot Computing Power Pool (M:CPP)」、「高速レンダリングサービス Morgenrot Render Pool」を提供しています。技術を愛し、大規模な計算力を効率よく運用する技術、ブロックチェーンを活用した信頼性の高い分散技術等を有しています。
*RenderPoolおよびExcaliburはモルゲンロット社の登録商標です。
■モルゲンロット株式会社 会社概要
社名: モルゲンロット株式会社(MORGENROTとはドイツ語で”朝焼けの山頂”という意味)
URL:https://jp.morgenrot.net
設立:2019年4月
本社:東京都千代田区外神田3-13-2 LIFORK AKIHABARA II R4A
代表取締役CEO:井上 博隆
■Quebico株式会社について
『バイオハザード:ヴェンデッタ』を始めとするフル3DCG長編アニメーション、及びハイエンドゲームムービーなどの制作を手掛けてきた宮本 佳氏が、新しいスタイルのフル3DCG映像制作を模索するために2017年に設立したまだ新しいスタジオです。蓄積された映像制作のナレッジと独自で開発したクラウドベースの制作基盤を武器に、これまで大手のスタジオでしか制作し得なかったハイエンドのフル3DCGアニメーションを国内外の優秀なクリエーターとのコラボレーションで作り上げていくスタジオです。
URL:http://quebico.com/
設立:2017年
代表取締役社長:宮本 佳
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<報道機関からの問い合わせ先>
モルゲンロット株式会社
広報 吉澤 俊介(よしざわ しゅんすけ)
Tel: 03-6811-6644
E-mail: contact@morgenrot.net