ASUSのビジネスモデル戦略も聞いた!
あらゆる働き方を快適化するASUSビジネス向けPC 「ASUS Expert Series」4製品13モデルが登場
いまビジネスにどのようなPCが求められているのか?
PCはさまざまな用途に活用される「道具」。それでは、ビジネス向けPCにはどのような要素が求められるのだろうか?
まずは「最新CPU」を搭載していること。昨今のPCワークはワープロや表計算だけではカバーできない。グラフィカルな企画書や動画などを作成する機会も多いので、グラフィック性能が向上した第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載したマシンが理想だ。
つぎに「堅牢なセキュリティー」。仕事の道具として使う時はラフに扱ってしまうこともある。ビジネスに集中できるようにボディーが頑丈であることは必須条件だ。それに加えてキーボードに防滴加工が施されていれば安心感が高い。また機密性の高いデータを扱う場合には、生体認証は心強い装備だし、もし「Windows 11」を使いたいのならセキュリティー関連機能を提供する「TPM 2.0」は必須機能だ。
昨今特に重視されているのが「ユーザビリティー関連機能」。ビデオ会議の質を向上させるカメラとマイクの「AIノイズキャンセリング機能」、プライバシーを確保するための「ウェブカメラシャッター」は、テレワーク時のユーザー体験を確実に向上させてくれる。
最後に忘れてはいけないのが「多彩なメーカー保証」。仕事で使うからこそ、万が一のトラブルの際の費用負担を最小限に抑え、故障原因を問わず手厚い保証を受けられるサポート、サービスを重視して、PCを選びたいところだ。
そこで今回ご紹介したいのが、ASUSのビジネス向けパソコン「ASUS Expert Series」の4製品13モデル。「あらゆるビジネスパーソンに対応」をキャッチフレーズに、上に挙げた4つのポイントを重視して開発されたビジネス向けパソコンシリーズだ。
ビジネス向けPCにおいて、性能と同じぐらい重要なのがサポートとサービス。「ASUS Expert Series」は、通常のメーカー保証では対象にならない水没、落下による破損、落雷、火災、ウィルスの感染など、どのような故障原因でも手厚い保証を受けられる。また法人向けには「Premium4年」、「Premium5年」という延長サービスを用意。
さらに法人専用サービスとして、「365日24時間のオンラインAIサポート」、「12ヵ月間のインターナショナル保証」、「保証期間内なら送料無料 ASUSピックアップサービス」、「オンライン修理受付」、「MyASUSアプリ」、「10種類以上の延長保証サービス」、「365日×10時間 ASUSコールセンター」が用意されている。コンシューマー向けPCよりもワンランク上の安心感を得られるわけだ。
ASUSのPR コーディネーター瀬口さんに、まずは、新Expertシリーズを企画するにあたっての狙いと、その魅力について聞いてみた。
「ASUS JAPANが法人様向けの営業を開始したのは2019年になります。Expertシリーズはワーク向けPCとして発売されましたが、大きな足がかりとなったのは2020年に発売したASUS ExpertBook B9 B9450になります。他社様の法人向けモデルと比べ軽く、スペックが高いものを用意し、皆様のタスクを強力にサポートし、支持を得る狙いでしたが、一般の方にも人気を頂き、今回の新しいExpertシリーズを発表するに至りました。ハイエンドなASUS ExpertBook B9からメインストリームのASUS ExpertBook B5、インターフェースが自慢のASUS ExpertBook B1、そしてコンパクトデスクトップPCのASUS ExpertCenter D500シリーズで日本市場にアピールして参ります。」
軽さと長時間駆動を両立した究極のビジネス14型ノートPC
「ASUS ExpertBook B9 B9400CEA」
「ASUS ExpertBook B9 B9400CEA」は法人向けのハイエンドノートPC。高性能と拡張性を備えつつ、1005gの軽量ボディーと最長約16.7時間のバッテリー駆動時間を両立している。モデルは、Core i7-1165G7/RAM16GB/SSD1TBの「B9400CEA - KC0749R」(21万8900円)、Core i5-1135G7/RAM8GB/SSD512GBの「B9400CEA - KC0751R」(19万1400円)の2機種が用意されている。
どんなに高性能、高機能でも携帯性が犠牲になっていたらモバイル用途でストレスがたまる。その点、本製品は本体サイズが320×203×14.9mm、重量は約1005g。パームレスト部を片手でつまんでも軽く感じる。ナップザックなどに入れれば、1日中携帯していても軽快さが続くこと間違いなしだ。
バッテリーは設計容量66Whのリチウムポリマーバッテリー(4セル)を内蔵しており、バッテリー駆動時間は最長約16.7時間と謳われている。また約2.5時間の急速充電に対応しており、USB Power Deliveryもサポートしている。USB Power Delivery対応モバイルバッテリーと組み合わせれば、屋外でさらに長時間稼働させることが可能だ。
ノートPC本体がどんなに軽くても、充電環境が重ければ台無しだ。その点、本製品には86×30.4×30.4mmの超小型ACアダプター「ASUS 65W USB Type-Cウルトラミニ・ユニバーサルアダプター」が同梱されている。ほかに携帯するデバイスもUSB Type-C対応製品で揃えれば、この超小型ACアダプターひとつで充電環境を賄える。
ここで、ASUS瀬口さんに、ExpertBook B9 はどのようなユーザーさんに使ってほしいのか、うかがった。
「少々高い製品でも、最高の効率を求めたい。そんな方にお勧めしたい製品です。CPUは最新のIntel第11世代を採用し、軽さも約1kgと非常に軽く、インターフェースも申し分ないほど搭載され、バッテリー駆動時間も約16.7時間。14インチの画面を13インチ大の筐体に搭載した、まさにフラッグシップビジネスPCです。」
フリップタイプとクラムシェルを用意して
多彩なビジネススタイルに対応する13.3型ノートPC
「ASUS ExpertBook B5 B5302」
Core i7-1165G7/RAM16GB/SSD512GBのフリップタイプ「ASUS ExpertBook B5 B5302FEA」(16万9400円)、Core i5-1135G7/RAM8GB/SSD512GBのクラムシェル「ASUS ExpertBook B5 B5302CEA」(14万7400円)を用意し、幅広いニーズに応えているのが本シリーズ。フリップタイプのB5302FEAは用途に応じて4スタイルに変形が可能。クラムシェルのB5302CEAは約0.2kg軽く、バッテリー駆動時間も約1.2時間長いというメリットがある。
フリップタイプのB5302FEAは、ノートブック、テント、スタンド、タブレットと4つのスタイルに変形可能。1台で多くの用途をカバー可能だ。もちろん画面はタッチ操作、ペン操作に対応。ペンは別途購入する必要があるが、メモ書きや注釈の書き込み、イラストの作成など様々な用途に活用できる。
B5302CEAはクラムシェルとしては珍しく、ディスプレーを180度展開可能。このスタイルではひとつの画面を対面の人と同時に見ながらキーボード、タッチパッド操作できる。打ち合わせや商談などで重宝するスタイルだ。それでいてフリップタイプより0.2kg軽く、バッテリー駆動時間が約1.2時間長い。モバイル性能で比較すれば、フリップタイプのB5302FEAより使い勝手はいい。
フリップタイプのB5302FEAとクラムシェルのB5302CEAは基本装備が共通。右側面の電源ボタンは指紋認証センサー一体型で、電源オンの流れでそのままもう一度タッチすればOSのロックを解除できる。またディスプレー上部のウェブカメラには、レンズを物理的にふさぐシャッターが付いているので、プライバシーを確実に確保できる。利便性とセキュリティーを両立しているわけだ。
ASUS瀬口さんに、ExpertBook B5の便利な使い方を聞いてみた。
「ExpertBook B5の大きな特徴は、なんといってもディスプレーが360度回転するところにあります。例えば対面の方への資料の共有や、会議の際にどうしてもメモがタイピングで追いつかない場合、イマジネーションを膨らませたい時などに、タブレットの様に使用いただき、ASUS PENを使用いただくことで、仕事の効率を上げていただくことが可能です。さらにクラムシェルタイプも用意しており、こちらはなんと1kgを切る軽さとなっています。」