「モンスター スーパーフュエル レッドドッグ/ブルーストリーク」
モンスターエナジー
230円(税抜)
https://www.monsterenergy.com/jp/ja/products/superfuel
エナドリであり、スポドリであり
気合を入れたいときにエナドリを飲む人がいます。飲み過ぎはよくありませんが、成分のことを考えれば、間違っていないはず。ただ、運動となるとどうでしょう。身体からは水分が失われますから、それを補給したいですよね。
モンスターエナジーは8月3日から「モンスター スーパーフュエル」の2つのフレーバーを数量限定で発売しています。「レッドドッグ」「ブルーストリーク」の2種類。ちなみにレッドドッグの“ドッグ”は、dog(犬)ではなくて、dawg。「仲の良いヤツ」みたいなニュアンスの単語です。
フィットネスやワークアウトを楽しむライフスタイルの普及を受けて、海外では普及しているというフレーバー。独自のエナジーブレンドに加え、BCAAや水分補給に適した電解質を配合しています。ちなみに無炭酸。
レッドドッグは「力強く前へ動き続けろ」をコンセプトに、シトラスやドラゴンフルーツフレーバーをブレンドし、甘ずっぱい味わいにしあげているとのこと。
550mlあたり148mgのカフェインを配合しているのは、モンスターエナジーらしい作りといえるでしょうか。眠気覚ましにもよいかもしれません。
ブルーストリークは、「クールにすばやく前へ動き続けろ」とコンセプトに、ミックスベリー、レモネードなどのフレーバーをブレンドしたとのこと。「レモネードのフレーバー」というのもちょっと不思議ですが。
栄養成分はレッドドッグと大きく変わるところはありません。特にどっちが優れているというわけではなさそうなので、味の好みで選べばよいようです。
スポドリに粉ジュースを溶かしたみたいな味
まず、レッドドッグですが……何味といえばいいんだろうな。シトラスやドラゴンフルーツ感はあまりなくて、スポーツドリンクに粉のジュースを混ぜたような、どうにもわざとらしい甘さが目立つ味です。海外っぽい、といえるかもしれないな。
説明に困る、いやそんなことを言っては編集者失格なのですけれども、エナドリともスポーツドリンクとも言いがたい、不思議なテイスト。無炭酸なのでごくごく飲めるといえばそうかもしれませんが、たとえば「アクエリアス」や「ポカリスエット」のような感じではない。まあ、後味は、強いて言えばアクエリアスに近いか……?
ブルーストリークはレッドドッグと似ていますが、かなり酸味が強いです。ベリーやレモネードなどの味に似ているかと言われれば、ちょっと苦しいところで、やはり粉のジュースをスポーツドリンクに溶かしたような感じ。できればキリッと冷やして飲みたいところか。
味のボディというか、基本は同じなのですが、レッドドッグがちょっと変わった甘さ、ブルーストリークがちょっと強い酸味、それぞれに特徴があります。人工甘味料特有のベタッと残る甘さは両者に共通しており、ここは好き嫌いが分かれそうですが。
飲みやすいか飲みにくいか、なかなか判断しにくい。おいしくないというよりは、「(特に日本人にとっては)飲み慣れていない」感じがありますね。
対面でのスポーツはまだまだ難しいですが、人混みを避けたランニングや自宅でのワークアウトで、「エナジーもほしいし水分もほしいし」というときにはいいかも。550mlという容量もポイントでしょう。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。一人めし連載「モーダル小嶋のTOKYO男子めし」もよろしくお願い申し上げます。
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