前へ 1 2 3 次へ

AMD Ryzen 7 5700Gで自作するならGIGABYTEのMini-ITXマザーが最適

文●藤田 忠 編集●北村/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「Ryzen 7 5700G」搭載のコンパクトPCの完成

 ここからは、組んだPCの騒音値や各部の温度など、実動を見ていこう。「B550I AORUS PRO AX」のBIOSは、オーバークロックメモリーの性能を引き出すX.M.P.プロファイルの読み込みや、CPUクーラーやPCケース吸排気ファンなどを制御するファンコントロール機能「Smart Fan 5」を呼び出せ、簡単に設定できる「Easy Mode」と、細かくカスタマイズできる「Advanced Mode」の2つのモードを搭載している。

マウス操作で設定できる「Easy Mode」。基本、BIOS設定はここだけで済む

使いやすさに定評のあるファンコントロール機能の「Smart Fan 5」

「System Information Viewer(SIV)」からも同様にファンコントロールできる

「Ryzen 7 5700G」は高発熱だが動作に不安なし

 CG作成ソフトウェア「Blender」のベンチマーク「Blender Benchmark」を実行。CPUコア温度や、電源回路部の温度をチェックしていこう。なお、Cooler Master「MasterBox NR200」に標準で付属している120mmファンは、ボトムに吸気で固定している。

 「Blender Benchmark」のベンチマークテストのなかで、CGレンダリング処理に最も時間のかかる「victor」をCPU処理で実行した際の各部温度を「HWiNFO64 Pro」を使って記録した。

 TDP65Wとは言え、「Ryzen 7 5700G」はオールコア負荷時に4.1~4.2GHz台で動作するため、今回組み合わせた薄型CPUクーラーのサイズ「手裏剣2(SCSK-2000)」では、CPUコア温度は最高95度に達していた。サイズ「虎徹 MarkII」などの120mmファン搭載モデルや、オールインワン水冷CPUクーラーも視野に入れたい。

 とは言え、「B550I AORUS PRO AX」の電源回路部となるVRM MOSや、チップセットのPCHの温度は、大型ヒートシンクとバックプレートを搭載しているだけあって、50度台となっている。組み合わせるPCケースのエアフローで変わってくるが、不安のない温度と言えるだろう。

「Blender Benchmark」実行時後半5分間の温度推移(単位:℃)

Ryzen APU&「B550I AORUS PRO AX」ではじめるMini-ITX自作

 1万7000円前後ながら、電源回路やチップセット、NVMe M.2 SSDをしっかりと冷やす冷却機構に、ゲーミング向けオーディオチップや、APUでもマルチ液晶環境を構築できるDisplayPort×1、HDMI×2の豊富な出力端子。さらに最新CPUとの組み合わせ時も心配無用な「Q-Flash Plus」など、機能充実な「B550I AORUS PRO AX」は、Ryzen 5000Gのベストパートナーと言える。

コストパフォーマンス抜群な「B550I AORUS PRO AX」

 今回使ったCooler Master「MasterBox NR200」は、3スロット占有ビデオカードを搭載できるので、まずはRyzen APUで組み、後々ビデオカードを追加して高リフレッシュ駆動やWQHD、4Kゲーミングを楽しめるPCにアップグレードするのもありだろう。

【価格.com 価格比較】

前へ 1 2 3 次へ

過去記事アーカイブ

2021年
01月
02月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
2020年
01月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
10月
11月
12月
2019年
01月
03月
04月
05月
06月
07月
08月
09月
11月
12月
2017年
08月
2015年
04月
09月
2014年
10月
2010年
01月
02月