500円・15分の収録で、自分の声をAIが音声合成化する「CoeFont CLOUD」
声を「フォント」のようにするのがコンセプトの「AI音声合成プラットフォーム」
Yellstonは2021年7月19日、AI音声合成プラットフォーム「CoeFontCLOUD」の先行リリースを開始する。
CoeFontCLOUDは、声を手軽かつ表現力豊かな、「フォント」のようにする、というコンセプトのAI音声合成プラットフォーム。
従来では、声を再現する音声合成を作成するのに、およそ50万円・10時間以上の収録を必要としていた。同サービスでは、500円・15分の収録で自然な発声のAI音声合成(CoeFont)を作成可能。作成したCoeFontは、CoeFont CLOUD上で公開でき、ほかのユーザーのCoeFontを利用して音声合成も可能としている。
独自のAI技術で、文脈に応じたアクセントの予測、Deep Learnimgにより自然な音声合成ができるという。どのPCからでもアクセス可能で、すべてウェブ上で利用できるため、ソフトのインストールや初期設定の必要はない。収録はパソコンのブラウザーから簡単にでき、作成したCoeFontは公開範囲を設定可能。
また、自分のCoeFontが使われることで収益化もできる。収録が完了した数時間後にはCoeFontを利用可能で、作成したCoeFontはオーディオブックや動画のナレーションなどさまざまな用途で利用できる。なお、不正利用対策として卑猥な用語、放送禁止用語は生成できなくなっている。