このページの本文へ

新車を買った情報2021 第79回

マツダ ロードスターRF 車中泊が無理ならテントがあるじゃない

2021年08月07日 09時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

設営・撤去が速い現代版インディアンテント

 買ったテントはバンドック「ソロティピー1 TC」。ソロは一人用。ティピーはネイティブ・アメリカンの移動用住居、いわゆる「インディアンテント」で、形は三角錐。TCはテントに使われる生地の素材で、テトロンコットンの略だそうであります。

 TC素材はポリエステルに比べると重く、値段も倍ほどしますが、ポリエステルにコットンを混ぜてあるので、火の粉がかかっても穴が空きにくい、つまり近くでちょっとした焚き火くらいはしても平気なのだそうです。生地も厚く遮光性も高いので、日除けやプライバシー保護という今回の目的にも合っています。

 ティピーの構造的な良さは、設営・撤収が速いこと。中でもソロティピー1 TCのように一本の柱で支えるタイプは「ワンポールテント」と呼ばれ、四隅に杭を打って、テントの中に潜って真ん中にポールを立てたら最低限の設営は完了。私が初めて建てた際にも、設営・撤収ともに5分ほどしかかかりませんでした。強風対策のために四隅にもう1本ずつロープが張れるようになっていますが、天気が良ければ張らなくても問題はなさそうです。

 設営・撤収の早さにはテントのサイズが小さいこともあるでしょう。高さは150cm、底辺は240cm四方で、ソロ用では最小。杭を打つ・抜く、テントを展開する・たたむといった作業で、あまり動き回る必要がありません。

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ