ウェルスナビは2021年7月13日、全自動の資産運用サービス「WealthNavi」の新機能「おまかせNISA」の仕組みを開示することを目的に、資産運用アルゴリズムの資料であるホワイトペーパーを改訂した。
同社は2021年2月、NISA口座で自動資産運用ができる新機能としておまかせNISAを提供開始した。NISAの非課税メリットを活用しながら、世界水準の「長期・積立・分散」の資産運用を自動で行なうことができる。ユーザーは投資の経験や知識にかかわらず、NISAを活用しながら資産形成に取り組むことができる。
6~7つの上場投資信託を通じ、世界約50ヵ国1万1000銘柄に分散投資する。資産配分の決定から発注、積立、リバランス、税金最適化まですべて自動で行なうという。
ホワイトペーパーでは、資産運用のプロセスの全体像、資産配分の決定、リスク許容度の診断、投資対象銘柄の選定基準、自動リバランスの仕組みなどについて、具体的に説明している。
資産運用機能の自信と投資家の信頼を得ようとする姿勢
投資で得た利益が非課税になる「NISA制度」では、中長期での投資効率最大化が重視されます。
ホワイトペーパーの記載をしたWealthNaviには、中長期で投資家と付き合う自信があるのはもちろん、中身を投資家に示すことで、他の金融商品との比較を促し、投資家本位の考え方で、信頼を得ようとする姿勢が読み取れます。
(コメント:ASCII FinTech記者 久我 吉史)