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iOSやmacOSの進化が見えた! 「WWDC21」特集 第17回

Apple Watch「新watchOS 8」パブリックベータ、集中モードやマインドフルネス試した

2021年07月09日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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新設された「マインドフルネス」アプリ

Apple Watchで“かんたん心のケア”を実現する「マインドフルネス」アプリ

 筆者は最新のwatchOS 8の中では「マインドフルネスApp」が最も異彩を放つ新機能だと思う。すごく単純に説明してしまうと、マインドフルネスはApple Watchのユーザーが自身の「心のケア」と向き合うためのアプリだ。詳細については筆者がアップルの担当者に聞いたインタビューレポートも参考にしてほしい。

 マインドフルネスアプリは「呼吸」と「リフレクト」と名付けられた2つのセッションにより構成されている。呼吸はwatchOS 7まで単体のアプリとして切り出されていたもので、1分間以上の深呼吸を繰り返しながら気分を落ち着かせたり、リラックスさせるために効果的な機能だ。watchOS 8からマインドフルネスアプリの中に組み込まれる。機能は変わらないがデザインが一新される。合わせて「呼吸」の文字盤に新デザインのパターンが追加された。

マインドフルネスアプリに統合された「呼吸」セッションは、アニメーションのデザインがリニューアルされた

 iOS 15からWatchアプリに、マインドフルネスの詳細設定が加わる。開くとマインドフルネスのリマインダーや、マインドフルネスセッションの要約通知などの設定が並んでいる。リマインダーはデフォルトで1日の始まりと終わりに届くようになっている。

マインドフルネスを欠かさず実践するためのリマインダーの設定などができる

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