古いマシンでもメモリーとストレージ見直せばまだいける!
超古いノートPCでNintendo Switchによるゲーム配信を目指してみた
提供: マイクロンジャパン
ビデオキャプチャーからノートPCへの接続はUSBで行なう。ソフトウェアエンコードの「GV-USB3/HD」はUSB 3.0端子、ハードウェアエンコードタイプの「GV-US2C/HD」はUSB 2.0端子へ接続する。
エンコードでソフトウェアとハードウェアの違いは何かというと、ソフトウェアはPCで映像を動画へ変換するため、マシンに負荷がかかるが、PCで表示する映像は、パススルー機能でテレビに出力している映像とほぼ変わらない。
一方ハードウェアの場合は、ビデオキャプチャー側で映像を動画に変換してくれるため、PC側にはそれほど負荷はかからない。生成された動画データを保存していくだけだ。ただ、マシンの画面に表示される映像は、変換後の映像となるので多少ラグが発生する可能性がある。また、「GV-US2C/HD」にはSDメモリーカードスロットも備わっているので、極端な話とりあえずSDカードへ保存してあとでPCへ転送し、編集したのち公開(配信)ということも考えられる。
ゲーム画面のキャプチャーは、付属(Webサイトからのダウンロード)のアプリを使用。画質を設定して録画ボタンを押すだけという実にシンプル操作。実際「GV-USB3/HD」を使い換装前後でキャプチャーをしてみたが、換装前のときは、まれにコマ落ちが発生していた。換装後はそういうことは見られなかったが、コマ落ちも頻繁というわけではなく、発生しないときももちろんある。ただコマ落ちの可能性があることを考えると、やはり換装は必須だろう。
一方「GV-US2C/HD」は、それほど負荷がかからなかったので、換装前後で問題はなかった。ただ、とにかく換装しないとOS自体やアプリの動作がもっさりしていてイライラしてくる。動画を簡単に編集しようと思うとなおさらで、その時間の短縮効果は計り知れない。また、今回使用したCPUよりさらに性能が低い場合は、よりコマ落ちが発生する可能性がある。古いマシンの場合は、やはりメモリーとストレージを見直すことが第一歩だ。
リアルタイム配信より高度なことをしたいなら最新PCに
リアルタイム配信をしたいとなると、自分の顔も小さく入れて……なんて色気を出したくなりがち。そうなるとリアルタイムに合成することになるのでより負荷がかかり、古いマシンだと厳しくなることもある。
残念ながら今回使用した古いノートPCにはカメラが付いていなかったので、どのくらい負荷がかかるのか試すことはできなかったが、「GV-USB3/HD」の付属アプリにはカメラの映像を簡易合成する機能も備わっているので、顔入りで配信したい人も苦労なくできる。
最近のマシンを使って配信するといっても、やはりメモリーやストレージはより性能の高いものを選びたい。自作マシンの場合なら、メモリーもより性能の高いCrucialの「BALLISTIX GAMIMGメモリー」で16GB以上を。そしてストレージもM.2接続のNVMe SSDであるCrucial「P5」にして、読み書き速度をより向上させると、快適なゲーム配信環境を構築できる。
リアルタイム配信するには、「ツイキャス」や「YouTube Live」、「Twitch」といったサービスを利用することになり、ソフトウェアエンコード+「OBS Studio」などの配信アプリを使えば、誰でもごくごく基本的な配信は行なえるはずだ。
古いマシンでも新しいマシンでもメモリーとストレージが鍵
今回はSwitchを使ってゲーム配信するためにどうしたらいいのか紹介したが、家に余っているちょっと古いマシンでも、メモリー容量を増やしストレージをSSD換装するだけで、マシンが生まれ変わる。キャプチャー作業はもちろん、動画編集にも影響があるため、これらの換装は必須と言える。
また、最新マシンであっても、高性能で十分なメモリー容量とストレージは必須。その辺りをしっかり押さえていないと、快適な配信環境は得られない。CPU性能も重要だが、その脇を固めるメモリーとストレージも見直してみてはいかがだろう。
(提供 マイクロンジャパン)
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