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「友だち100人できるかな?」はもう古い!?

じつは「いいね!やフォロワーは気にしない」大学生たち

2021年05月25日 09時00分更新

文● 高橋暁子 編集●ASCII

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リテラシーを学ぶ大学生たちに聞く

 2021年4月から大学生相手の講義を担当している。受講者は165名で、1~4年生まで参加しており、男女比は半々だ。今回は受講者への匿名アンケートから最近の若者の傾向が見えてきたので、ご紹介したい。

 今どきの若者に対するイメージは、どのようなものだろうか。『承認欲求が強そう』『いいね!やフォロワーを増やすためには何でもしそう』などと思うかもしれない。しかし、実際は異なっている。

 「SNS利用は多いか」という質問に対しては、85%が「SNS利用が日課」と回答。一方で、「SNSはほとんど利用しない」も15%いた。SNSに対して興味があり受講したと思われる学生でも、すべてがSNSを好きで頻繁に利用しているわけではないのだ。「SNSは利用していない」も2人いたことを付け加えておきたい。

 「顔写真は公開するか」という質問に対しては、「顔写真公開OK」は43%、「公開はするけど勝手な公開はNG」が26%だった。「顔写真は公開しない」も31%いた。炎上の怖さなどについて学んでおり、顔写真を公開することを怖がっている学生もいる状態だ。

リテラシーも高く、リアルな関係を重視する傾向にあるようだ

いいねやフォロワーの数を気にしない学生たち

 「いいねやフォロワーはたくさんほしいか」という質問に対して、「たくさんほしい」はわずか24%に。「特に気にしない」が76%と多数派となっている。

 また、「SNSで交友関係を広げたいか」という質問に対しては、「交友関係を広げたい」は32%に留まり、「リアル友だちとだけやり取りしたい」が68%とやはり多数を占めていた。

 今どきの若者たちは、交友関係を広げるよりも身内と閉じた状態で交流するほうを好んでいる。「いいね」やフォロワーの数は特に気にせず、落ち着いた交流を好んでいるのだ。全体に、炎上や個人情報特定に対しての知識は多く持ち合わせており、瞳に写った景色からアイドルの自宅を特定した事件などについては特によく知っていた。

 このように総じてリテラシーは高めだが、じつは思わぬところの知識が抜け落ちており、まったく対策をしていない部分も見つかっている。周囲の学生へのアドバイスの参考にしていただければ幸いだ。

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著者紹介:高橋暁子
 ITジャーナリスト、成蹊大学客員教授。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki

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