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セブンアールジャパンの西川氏、中嶋氏とMSIの新宅氏、冨原氏にインタビュー

今度はセブンアール×MSI! “質実剛健”な人気マザー「MEG X570 UNIFY」とビデオカード採用の「ZEFT R33 UNIFY」の魅力に迫る!

2021年05月21日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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ーービデオカードについていかがですか?

中嶋氏:現在、PC市場ではビデオカードの品薄状態がが続いており、価格上昇も著しいです。ほしいビデオカードを待つにしても価格は上がる一方で、今まで以上にビデオカード選びに悩むと思います。今回、マザーボードとビデオカードをMSIさんのものでそろえることで、MSIさんの製品に詳しい方はもちろんのこと、これまでMSIさんの名前をしらなかった層にも、弊社のマシンを訴求できたらと思います。

西川氏:今回のZEFT R33 UNIFYに合わせて、GeForce RTX 3080を搭載した「RTX 3080 GAMING Z TRIO 10G」をかなり確保できました。すでにほかのBTOモデルでもこのカードは販売しているのですが、このZEFT R33 UNIFYでは十分な量がありますので、品切れで買えないということはないはずです。

MSIの説明を聞く西川氏と中嶋氏(写真奥)

ーー今回の構成が決まったいきさつがあれば教えてください。

中嶋氏:私は、MSIさんは“パフォーマンスが高い”というイメージを持っています。先ほど、質実剛健という話が挙がりましたが、今回のZEFT R33 UNIFYを構成するにあたり、MSIさんのイメージを大切にしました。

 そこで、マザーボードにはMEG X570 UNIFYを、ビデオカードにはRTX 3080 GAMING Xシリーズの後継であるRTX 3080 GAMING Zをと、高性能なものでそろえています。今回BTOには、MSIさんの GAMING Xシリーズのものを上位モデルから下位モデルまで用意していますので、お客様には適宜選んでいただければと思います。

冨原 啓行氏(以下、冨原氏):MSIのビデオカードの特徴としては、多機能であることが挙げられます。とくに、「ZeroFrozr」と呼ばれるセミファンレス機能や、TORX仕様のファンがバージョンアップを重ねて、最新モデルでは4.0になっている点は特徴的だと自負しています。

 さらにヒートシンクは、エアフローの整流性を重視し、全体的に冷却性能の向上を実現しています。GAMING Xシリーズは、動作クロックを引き上げたオーバークロックモデルですので、どうしても多くの熱が発生してしまいます。そこで、GAMING Xシリーズでは、それに見合った形で冷却性能を高めています。ですので、パフォーマンスと冷却性能を両立させたカードがほしいというユーザーさんに、弊社のGAMING Xシリーズはオススメできます。

GAMING Xシリーズの多機能さに注目してほしいと話す冨原氏

ビデオカードのRTX 3080 GAMING X TRIO 10G。カードステイが付属する点にも注目

ーー御社のTORXファンは非常に特徴的ですね。

冨原氏:ファンのブレードの外側の部分が2枚を1組として結合していますので、通常のファンとは異なり、エアフローの整流性が高まり、狙ったところを冷やすことが可能になっています。そのため、低い回転数でも十分な冷却効果が得られますので、冷却性能と静音性の両立も実現しています。

 さらに、ヒートパイプを円柱ではなく直方体にすることで、GPUベースとの接地面積を増やし、より効率的な熱平衡を行うコアパイプという機能も見逃せないポイントだと思います。こういった機能は、下位モデルには用意されておらず、GAMING Xシリーズのみに搭載されていますので、高性能を求めるユーザーさんであればGAMING Xシリーズがオススメです。

中嶋氏:ソフト面でいろいろなことを可能にする製品も十分魅力的ですが、個人的にはこのようなハード面で高性能を実現しているものが大好きですので、MSIさんのGPUクーラーにかなり惹かれます。

GAMING Xシリーズでは、Trox 4.0仕様のファンを搭載。従来のものに比べて、エアフローの整流性に優れているという

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