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セブンアールジャパンの西川氏、中嶋氏とMSIの新宅氏、冨原氏にインタビュー

今度はセブンアール×MSI! “質実剛健”な人気マザー「MEG X570 UNIFY」とビデオカード採用の「ZEFT R33 UNIFY」の魅力に迫る!

2021年05月21日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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MEG X570 UNIFYの人気から始まったコンセプトモデル
メモリーモジュールも光る仕様

ーーまずは、MSIコンセプトモデルを始めるきっかけがあれば教えてください。

西川 龍氏(以下、西川氏):弊社では多くのゲーミング向けモデルを用意していますが、マザーボードをBTOでMSIさんの「MEG X570 UNIFY」へと変更するお客様が非常に多くいらっしゃいました。

中嶋 孝昌氏(以下、中嶋氏):BTOでMSIさんのマザーボードへと変更するお客様が多かったということで、MSIさんと何か一緒にお仕事ができたらと思い、今回、MSIコンセプトモデルをご用意させていただきました。

ーーMSI製マザーボードが御社の製品でベースモデルとなるのは、今回のZEFT R33 UNIFYが初めてなんでしょうか?

西川氏:そうですね。なかなか手掛ける機会がなかったので、今回は新しい取り組みともいえます。

ーーユーザーさんがMEG X570 UNIFYをわざわざ選ぶ理由はなんでしょうか?

中嶋氏:BTOの選択肢を検討する中で、ハイエンドモデルなのにLEDが点灯しないという点に興味を持ちまして、MEG X570 UNIFYを選んだ次第です。ミドルレンジ向けマザーボードでは、LEDが光らないモデルも多いですが、ハイエンド向けモデルではなかなか選択肢がありません。そういった中で、LEDがまったく光らないMEG X570 UNIFYは、なかなかおもしろい存在だと思っています。

新宅 洪一氏(以下、新宅氏):MEG X570 UNIFYは、LEDが光らないっていう点も大きな特徴ではあるのですが、控えめなデザインでしっかりした作り、いわば“質実剛健”なモデルで、市場でも結構珍しいモデルです。このMEG X570 UNIFYは、質実剛健を具現化したようなマザーボードですので、それがユーザーさんに受け入れられたのではないでしょうか。

 また、LEDを搭載しないのでその分コストを抑えられますので、コストパフォーマンスの面でも、MEG X570 UNIFYはかなり魅力的だと思います。日本のユーザーさんは、派手なデザインを好まない方も少なくないです。それでいて、高性能かつ高機能ながらもコスパに優れる製品への需要が高く、MEG X570 UNIFYはそういった需要にまさにマッチしたモデルといえます。

 さらに、MEG X570 UNIFYはチップセットのファンがビデオカードに被らないですし、USB Type-Cもカードに被らないような位置にありますので、かなり使いやすいモデルだと思います。

MEG X570 UNIFYの魅力は質実剛健そのものと語る新宅氏

ーーそれは自作ユーザーの年齢層が上がって、派手なものより落ち着いたものを求める人が増えたということでしょうか。

新宅氏:マザーボードに関しては、若い方でも落ち着いたデザインのものを好む傾向があると感じています。ユーザーさんは、パソコンの内部にこだわる方と、見た目にこだわる方がいらっしゃるのですが、日本市場においては前者が非常に多いです。

 そういった方からすると、マザーボードが光ることはあまり重要ではなく、単純に高性能・高品質な製品がほしいというニーズが、MEG X570 UNIFYの人気の高さの理由だと分析しています。さらに、MEG X570 UNIFYは、弊社の上位モデル「MEG X570 ACE」とまったく同じコンポーネントを使用していますので、MEG X570 ACEのレビューをみることでMEG X570 UNIFYの基本性能を把握しやすかったというのも、MEG X570 UNIFYの人気の要因として挙げられます。

中嶋氏:弊社では、MEG X570 UNIFYの発売時から手掛けていたわけではないのですが、2020年の年末商戦に合わせてBTOのラインナップを見直す中で、MEG X570 UNIFYを選択肢に入れたのですが、そこからかなり売れていきました。

西川氏:MEG X570 UNIFYは、市場でも人気が高く、社内の検証・耐久性試験でも製造チームから高い評価を得ていました。マザーボードのラインアップ更新の際、満場一致でBTOで採用する次第となりました。

西川氏によると、これまではセブンアールジャパンではMSI製のマザーボードをとりあつかう機会はさほど多くなかったという

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