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佐々木喜洋のポータブルオーディオトレンド 第70回

2万円台半ば、鮮明な中高域に厚みと迫力ある低域が特徴

まだ珍しいハイブリッド型の完全ワイヤレスLYPERTEK「PUREPLAY Z7」をレビュー

2021年04月30日 13時00分更新

文● 佐々木喜洋 編集●ASCII

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 LYPERTEK(ライパーテック)の完全ワイヤレスイヤホン「TEVI」のレビューを以前掲載した。そのTEVIの上位モデルである「PUREPLAY Z7」が 4月30日に発売された。価格はオープンプライスで、実売価格は2万5000円強。国内ではナイコムが取り扱っている。

PUREPLAY Z7。充電ケースは市販のQi充電器を利用してワイヤレス充電にも対応する。

珍しいマルチドライバー&ハイブリッド型構成

 TEVIはダイナミックドライバーを1基を搭載しているが、PUREPLAY Z7はBAドライバー2基、ダイナミックドラバー1基のハイブリット型に進化した。すでに販売されている製品では、Noble Audioの「FALCON PRO」も同じ構成を選択している。

ドライバー構成

 SoCもTEVIのQCC3020に対して、Z7では最新のQCC3040を搭載している。完全ワイヤレスイヤホンのSoCは機能性と音質の両方に影響があるが、Z7はQCC3040を採用したことで、クアルコムの最新技術であるTrueWireless Mirroringに対応している。これは通信の安定性を高める左右同時伝送技術で、音声信号をBluetoothでスマホからイヤホンに送る際、従来のように片側で一度受けて別側に再送信する方式ではなく、両側のイヤホンで同時に受ける仕組みになっている。結果、左右間の音切れや遅延を減らせる技術となる。同じクアルコムの伝送方式でも「True Wireless Stereo Plus」(TWS+)のようにスマホ側の対応は必要なく、iPhoneでも恩恵を得ることができる。

 さらにZ7はaptX Adaptiveにも対応している。低遅延、高音質、受信安定性を同時に実現するコーデックを使用するクアルコムの技術だ。ただし、aptX Adaptiveは送信側(スマホ側)も対応(クアルコムの対応チップを搭載)している必要がある。恩恵を得られるのはAndroidの一部機種だけだ。

 Z7は外音取り込み機能も持つ。単体で約10時間、ケースで充電をしながらであれば最大70時間の長時間再生が可能だ。Z7の充電ケースはワイヤレス充電にも対応している。また、シリコンイヤーピース(S/M/L各1個)、フォームイヤーピース(S/M/L各1個)、ダストカバー6ピースが付属する。

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