エクストリーム-Dが日本オラクルと連携、AXXE-L上でOCIが利用可能に
計算の高速化やコストの削減が可能に
エクストリーム-Dは4月20日、同社の高速計算プラットフォーム「AXXE-L by XTREME-D」が、オラクルの提供するパブリック・クラウドサービス「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」に対応したと発表した。
AXXE-Lは、高速計算実行環境をウェブブラウザー上で誰でも簡単に利用できるサービス。高速計算の実行に必要となるさまざまなリソースをパッケージ化して提供しており、オンプレミス、データセンター、クラウドなど、希望する環境で利用できる。ユーザー保有のオンプレミス環境のほか、同社が管理・運営するIaaS(インフラストラクチャー)との組み合わせでも利用できる。
今回のOCI対応により、AXXE-Lのユーザーは、計算実行環境として、高いパフォーマンスを実現するOCIも選択できるようになる。OCIは、最新の高速なベアメタルサーバー、2マイクロ秒未満の低遅延を実現するRDMAネットワーク、高いI/O性能を備えたストレージなど、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)向けの環境を提供している。また、クラウドならではの、迅速でエラスティックなリソース割当てが可能なため、計算ピークへの柔軟な対応が可能になり、コストの削減も可能としている。