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戦闘やストーリー、調合など、やり込み要素は高め!

初見も大歓迎! 冒険と調合が楽しめる錬金術RPG『ライザのアトリエ2』をおススメしたいワケ

2021年04月09日 13時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●市川/ASCII

自動調合という親切な要素も!
アトリエシリーズの醍醐味である調合の魅力とは

 調合はストーリーだけでなく、冒険を進めるうえで重要なファクターになる。イベントアイテムはもちろん、装備品も調合で作成する必要があるからだ。なお、調合には「レシピ」が必要になる。ストーリーの進展やスキルツリーのレシピ解放によって、調合できるアイテムが増えていく。材料はフィールドで取得したり、モンスターからの入手が基本だが、イベントで入手できる場合もある。また、調合は複数あるマテリアル環に材料を入れてくことで、品質や特性が変化していく。

 必要な材料はレシピにあるため、まずは材料となるアイテムを集めてみよう。マテリアル環ごとに必要な材料が決まっているので、手動で材料を投入していくと、連結されたマテリアル環が解放されたり、ロックされた状態のマテリアル環に気がつくハズ。これは条件を満たすことで解放されるもので、属性が条件であれば、その条件を満たす分だけ材料を投入すると、マテリアル環が解放されるといった仕組みだ。

マテリアル環に必要なアイテムを投入していく

前提材料の品質にも拘り始めると、けっこうな沼が広がり始める

条件を満たすとアトリエでレシピ増加イベントが発生する

不要な材料や品質の低い調合品はフォーゲル商会に流すと、街にある商店の品揃えに変化が起きる

 作成したアイテムの良さは品質で評価され、値が高いほどよい。また、特性もあり、高値で売れるようになったり、冒険に役立つ特性であったりと豊富。自分のプレイスタイルに合った装備品を作成することも楽しみのひとつだ。

 ゲームを進めていくと、マテリアル環の属性を変更する「エッセンス」や、調合したアイテム同士を掛け合わせる「エボルブリンク」がアンロックされるのだが、スクリーンショットを見て「すっげー複雑だなぁ」と思った人もいるハズ。実際のところ、複雑だ。

 ライザ2に登場するキャラクターたちが気になるが、そういった要素に対する苦手意識が先行している人もいるのではないだろうか。そんな人向けとして、「おまかせ調合」もある。手持ちのアイテムから自動的に材料を選んで調合してくれるもので、品質の方向性も選べるのだ。さらに、自動調合を実行した際、何をどう入れて進めているかは早送りながら確認できるため、しばらく自動調合で進めてから、こんな感じかなぁと試してみるといいかもしれない。

新しいキャラクターも登場する。すごいなぁ

リラも登場する。すごいなぁ

 さて、本作は町中でのイベントが多く、なかでも依頼のイベントをこなしていけばクリアに繋がるだろう。この依頼は、特定モンスターの撃破かアイテム納品がほとんどで、採取がてら依頼をこなしたり、調合がてら余剰品を納品といったサイクルになり、ストーリー進行にあまり影響せず、自由にこなしていける。余裕があれば受注してみるといい。

イベントでキーアイテムの調合を依頼されることもある

依頼は酒場の掲示板だけでなく、町中でも発生する

 また、上述しているように、調合の機能はストーリー進行に合わせて、できることがどんどん増えていく。最終的には複雑なものになるが、一定のスパンで機能が追加されるほか、追加された機能を使用したほうが楽に調合できるイベントもあるため、身構える必要はない。ヘルプも充実しているので、のほほんと進めるといいだろう。

調合や冒険で得られるSPでスキルやレシピをアンロックしていくが、この過程でも機能の追加がある

自由度高めのRPG!
ライザ2の世界を自由に楽しんでほしい

 ライザ2は、主人公と仲間たちの関係性が強く出ており、また町中のひとたちのバックボーンも濃厚だ。そのため、細かいイベントも進めていくと、世界観をよく知ることができるだけなく、キャラクターの側面を知ることもできる。調合だけではなく、ストーリーにも注目してほしい。個人的に、お気に入りのキャラクターを自由に配置してとっておきの場面を撮影できるフォトモードもおススメ。

フォトモードは複数のキャラクターを配置できる。シーンを作り始めると時間がマッハで進んでいく

あちこちで差し込まれるイベントカットが大変キレイなのもステキ。あぁ、鍵になりたい……

 クリアするだけならサクサクなのだが、ライザ2の世界にどっぷり浸かることもできる。イベントをすべて網羅してもよし、こだわりの一品を作ってもよし、バトルを極めてもよしと、やり込み要素は高め。どう遊ぶはプレイヤー次第なので、ライザ2の世界を自由に、かつのほほんと楽しんで欲しいものだ。

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