• Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

イベントレポート

注目の特集

アクセスランキング

週刊アスキー最新号

  • 週刊アスキー特別編集 週アス2024May

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

MITテクノロジーレビュー

戦闘やストーリー、調合など、やり込み要素は高め!

初見も大歓迎! 冒険と調合が楽しめる錬金術RPG『ライザのアトリエ2』をおススメしたいワケ

2021年04月09日 13時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●市川/ASCII

『ライザのアトリエ2 〜失われた伝承と秘密の妖精〜』の魅力を紹介

 PS4版に続いて、Steamでも展開されている『ライザのアトリエ2 〜失われた伝承と秘密の妖精〜』(以下、『ライザ2』)。前作から3年が経ったライザたちの冒険をテーマにしているが、世界観的な謎についての切り込みもあり、バックボーンがしっかりなされている錬金術RPGだ。前作をプレイしていなくてもストーリーがわかるようになっている。

 また、錬金術を駆使した「調合」システムも本作を含む「アトリエ」シリーズの特色だ。素材を調合することで、戦闘に役立つ装備品やアイテムを作成できる。奥深い調合が根幹のひとつなのだが、本作には自動で調合をすすめる機能もあるので素材の組み合わせなどを考えるのがちょっと苦手な人もひと安心だ。

 錬金術とひと夏の冒険が楽しめる『ライザ2』。これからライザの冒険に挑んでみたい人に向けて、本作の魅力を紹介しよう。

前作から3年後の冒険譚
シリーズ初心者でも十分楽しめる!

 主人公のライザリン・シュタウト(ライザ)は、生まれ故郷のクーケン島から旅立ち、王都「アスラ・アム・バート」へ向かう。そこでかつての仲間と再会し、遺跡と伝承の謎を探っていくことが主な目的になる。

 ジャンルはRPGで、ファンの間で話題になっているライザの健康的なhtmm(編注:太もものことだそうです)を眺めつつ、素材の採取や遺跡探究、シリーズを経るごとに爽快なシステムに進化しているバトルなどをこなしながら、ストーリーを進めていく。フィールドは広大だが、途中からファストトラベルが可能になるので、この辺はオープンワールドのエッセンスもある。ともあれ、複雑なゲームシステムながら、遊びやすさがちゃんと確保されており、ストーリーを進めつつ、マイペースにシステムに馴染んでいけるのも特徴といえるだろう。

遺跡の秘密に迫っていくことがストーリーのひとつの柱になる

重要なキャラクターであるフィー。左上にオーバーレイされているのは、うっかり消し忘れたNZXT CAMだ

徐々に仲間が増えていき、メニュー画面も賑やかになっていく

 フィールドにある岩や花などのシンボルを探して採取を進めていく。このとき、調合で作成した採取道具の性能やスキル取得状況によって、入手できるアイテムや数に変化が生じる。また、ゲームを進めていくと、ツタを登る、跳ぶ、泳ぐなどのアクションも豊富になる。

遺跡では採取だけでなく探索もメイン

欠片を集めていき、遺跡の謎を解いていく

欠片を集めると断片的なワードを組み合わせて、内容を推理していく

狭い場所を通ることもある。ネックレスになりたい……

採取方法は薪割り斧や草刈り鎌など豊富。同じポイントでも道具で採取内容が変化する

序盤から潜水も可能に

 モンスターとの戦闘はシンボルエンカウントになっており、接触しないように避けつつ探索することもできるほか、採集道具でスイングすることにより、有利な状態から戦闘を始められる。

 戦闘は前作の「リアルタイムタクティクスバトル」を発展させたもので、本作では選択したメイン3人と、サブ1人が参戦する。行動順は画面右下のバーに表示されており、バーの中央に到着した順で行動できる。選択中のキャラクターがターンを獲得すると、ボタンに応じた行動ができる。通常攻撃をしながらAP(アクションポイント)を貯めていき、タイミングを見てスキルを発動していくのが基本となる。

 また、スキルは連続発動が可能なので、手強い敵が相手のときはAPを温存しておくなどの行動戦略が重要になる。アイテムも最大4つまで連続使用ができ、敵の弱点属性によってはアイテム重視の作戦を立てることも必要になるだろう。

 ちょっと複雑なシステムなのだが、組み立てのパターンがわかってくると爽快だ。最初は、通常攻撃とガードを把握するところから始めるといいだろう。慣れてきたらアイテムを使用してみたり、操作キャラクターを変更しつつ攻撃をしてみたりするといい。

調合で作ったアイテムで攻撃や回復を行なう

ボタンに応じたアクションがある

すべてのキャラクターを操作する必要はなく、操作中のキャラクター以外は自動的に行動してくれる

いつでも回復できるわけではないので、強敵相手のときは回復できる状況を先に作っておきたい

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう