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実用性を重視したシステム用SSD+データ用HDDのデュアル構成!

WQHD以上や高リフレッシュレートでのゲームプレイも! RTX 3070搭載で21万円台の高コスパミドルタワーPC「LEVEL-R049-iX7-TASH」

2021年04月02日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

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目立たない位置でも使いやすいインターフェース
誤押ししづらい電源位置もポイント

 LEVEL-R049-iX7-TASHのフロントパネルは黒一色ではなく、側面に赤を配色したデザインを採用。見た目に重さがなく、机の上など目につく場所に設置した場合でも、圧迫感がない少ないのがうれしい。正面から見ると吸気口がないように見えるのだが、実はこのフロントパネルの側面に吸気口を装備しており、冷却面での心配はない。

フラットなフロントパネルはシンプルなロゴと合わせて上品。ヘアライン仕上げのような細かな模様があり、チープな印象は皆無だ

目立つ吸気口は、フロントパネルの側面部分に装備。しっかりと面積が確保されており、吸気性能は十分ある

 フロントインターフェースはパネルの上部にあり、マシンを足元に置いた場合でも使いやすい位置となっている。個人的にうれしいのが、USBのスグ近くに電源スイッチがないこと。近くにある場合、USBメモリーなどの抜き差し時に指が触れてしまい、意図せずシャットダウンされてしまう場合があるからだ。

USB 3.0、USB 2.0×2、マイク入力、ヘッドフォン出力を装備。電源スイッチは少し離れて横向きについている

 電源スイッチはインターフェースの右端に、横向きについている。角に位置するため、手探りで電源を入れる場合でも迷わず操作できるのがうれしい。

 続いてパソコンの内部を見てみよう。側面パネルを外すとわかるとおり、ケーブルは半裏面配線とでもいう状態で、多くのケーブルが中央右のダクトのような部分に集められ、そこから配線されていた。写真ではゴチャゴチャしているようなイメージがあるが、各ケーブルがしっかりと束ねられており、実際のケース内はキレイにまとまっていた。

側面パネルを外したケースの内部。ケーブルは目立つもののしっかりまとめられており、エアフローをジャマするほどではない

 CPUクーラーは空冷のトップフロー(吹き付け)式を採用。サイドフロー式と比べるとヒートシンクは小さくなるが、周囲のパーツ、とくにマザーボードの電源部へと風を送り込めるため、周囲を含めた冷却性能は高い。

CPUクーラーはトップフロー式の空冷。オーソドックスなタイプとなるため、冷却性能の面での不安はない

 ケースファンの位置も近いので、CPUから出た熱を素早く排出できるというレイアウトになっているのも合理的だ。

 LEVEL-R049-iX7-TASHの特徴が、システム用にSSD、データ用にHDDというデュアルストレージ構成となっていること。SSDはSATA接続の2.5インチとなるものの、試用した構成ではSamsungの860 EVOが搭載されており、速度や品質へのこだわりがしっかりあると感じられた。

 なお、SSDの容量は500GBと余裕があり、よく使うソフトを複数インストールしても余裕がある。最近のゲームは容量が大きくなっているだけに、SSDに余裕があるのは素直にうれしいポイントだ。HDDはSeagateのBarraCudaシリーズで、2TBのモデルを採用。よく遊ぶゲームはSSD、たまに遊ぶゲームやデータはHDDへとインストールすると、快適に使えるだろう。

SSDとHDDは、ケース前面側の下にあるシャドウベイに装着されていた。どちらもSATA接続となる

 ちなみにSSDの速度はSATA接続となるため、NVMe対応モデルと比べれば見劣りしてしまうが、それでもシーケンシャルでリード/ライト共に520MB/秒を超えるというのは高速な部類。体感速度ではそこまで大きな違いはない。

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