東北大学、同大学発のベンチャー起業支援プログラムで12件を採択
東北大学は3月19日、ベンチャー起業支援プログラムとして12件の事業化支援案件を採択したことを発表した。
同大学では、東北大学発ベンチャー100社創出を目指しており、研究成果を活用したベンチャー企業創出への支援に力を入れている。
具体的には、事業化の意志を持つ研究者を対象に東北大学ビジネス・インキュベ-ション・プログラム(以下「BIP」)が実施される。BIPは、企業との共同研究を前提とする「重点」と、研究者の事業化意欲の積極的な発掘と支援拡大を視野にした支援の「育成」に分かれている。
今回、同大学は第2回学内公募での審査の結果、「育成」12件を採択した。
12件の採択者においては、今後、事業化資金を支援するほか、関連機関によるメンタリング、連携企業開拓の為のマッチングイベントへの参加支援を行なうという。