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新車を買った情報2021 第74回

マツダ ロードスターRF 維持費は年間42万円でした

2021年02月21日 18時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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■カメラの視界が悪いためシステムを一時停止しています

 ハード的には故障知らずのロードスターですが、たまに出ては人を焦らせるのがこの表示。ミリ波レーダーも併用するシステムならもう少しマシなんでしょうが、ロードスターはノーズが低いために採用できなかったそうで、これは致し方ありません。

 マツダが「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」と呼ぶロードスターの自動ブレーキは、単眼式カメラを使うシステムで、雨、雪、霧、逆光といった場面は苦手。実際、いかにも映像判定の難しそうな条件で、このエラーを何度か見てきました。

 ただ昨年末に表示された、この3万3057キロ時点でのエラーの原因は謎です。

 表示が出たのはスカっと晴れた午後2時半過ぎ。太陽は上にあるので逆光ではない。霧もなければ窓も汚れていない。なのに普段なら数分で消える表示もなかなか消えない。なんじゃこれはと車屋に聞いてみると、たまに結露でエラーになる事もあるそうです。なるほど。

 朝になって表示が消えたところで、エラー発生地点に近い新千歳航空測候所の記録を調べてみると、8時から10時までは1ミリ台の雨。13時から15時にかけて北北東の風が南南東に変わり、摂氏5度台の気温が14度台まで急上昇。エラーが出たのはちょうど気温が上っている時間帯ですから、路面から上がる湿気や、温度の急激な変化が原因という可能性はあるかも知れません。もちろん断定はできませんが。

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