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アラサー女子が旧車が集まるニューイヤーラリーに参加! レア車で眼福!

2021年02月21日 15時00分更新

文● 矢田部明子 写真●吉野健一 編集●ASCII

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出場するからにはしっかり準備が必要

 ここからはニューイヤーラリーに参加するための、当日の流れを紹介します。

1、受付

ゼッケンはボディーに貼ります

 書類&ゼッケンを受け取ります。書類には、注意事項や走行会の詳細が記載されているのでしっかり目を通しておきましょう。

2、ドライバーズミーティング

 走行する上での注意点や、ルール説明などがあります。このときに、コマ地図が配られます。当日までどんなコマ地図がくるのかわからない、というのも面白いポイントです。そう、事前に準備できないのです!

3、走行前準備

 今日の作戦をドライバー&コ・ドライバーで話し合ったり、正確に時間を計るために、ストップウォッチなどを用意してる方もいました。私たちは、休憩スポットの「道の駅」で地元で採れた野菜を買うために、財布を持っているか何度も確認しました。

私の参加車両は、シボレー カプリスクラッシックポリスパッケージ。なんと、コチラはアメリカの本物のパトカーです(公道を走れるように法規はクリアしています)

前席と後席の間には金網があります。犯人が悪いことをしないように色々考えられています。人生初のパトカーがアメリカのパトカーなんて! 感無量です(悪いことはしていません)

4、いよいよレース開始

スタート位置に向かって、続々と並んでいます

 走り始めてすぐにストップウォッチをどこかに置き忘れたことに気がつきました。財布を持っているかを入念にチェックしすぎて、うっかりしていました。そもそも、ストップウォッチがなぜ必要なのかも理解してなかったというのもあります。

 ストップウォッチは、コマ地図に「A地点まで50km/hで走れ」という指令が書いてある場合に使用するのです。一般道を走るので信号に引っかかることがあるのですが、何秒止まったかを測定し、止まった時間を取り戻すためには何km/hで走らなければいけないのかを計算するのです。

 私は電卓&スマホ&メモ帳も置き忘れたので、暗算できず「勘でいこう!」ということになりました。個人的にキツかったのは「10㎞走った所にあるロー◯ン(コンビニ)を曲がれ」です。

 便利な世の中になったもので、10㎞以内にロー◯ンが何店舗かあるんです。「え、ここですか? このロー◯ンなんですかね?」と疑心暗鬼になりながら進んでいくという……(笑)。ワケがわからなくなり、同じレースに参加しているであろう車についていくことにしました。前にいる車が間違えたら、私たちもゴールできないということです(笑)←決して投げやりではない。人任せなだけです!

 ほかには田舎道走行や、途中にある「道の駅」で買い物をするという面白い指令も! 道の駅での買い物は、私たちのチームが1番頑張っていました! イチゴや大根、手作りパンなどを買いまくりました。あとは、焼き鳥を10本くらい買って車内で食べました。 

ダットサン フェアレディSR 311は後ろからのショットも◎

 後半はコマ地図を見ることを止め、勘と前の車を頼りにゴールまで走りました。前の車の方、本当にありがとうございます!

 道中は他愛もない話をしながらリラックスでき、大満足の走行となりました。

5、豪華景品贈呈式

優勝された、根本 純さん&小澤朋美さん

 レースの締め括りとして、得点の高かった成績優秀者にはモーガンならではのグッズがもらえる贈呈式がありました。購入すると結構良いお値段になる豪華景品もありました。もしかしたら名前を呼ばれるんじゃないかとソワソワしていましたが、残念ながら呼ばれませんでした……。参加賞記念としてもらったペンケースを大事に持って帰ることに。

【まとめ】ニューイヤーラリーを終えて

 成績がどうだったかは別にして……子供の時に遊んだ宝探しをする感覚で、ワクワクドキドキしながらレースを楽しむことが出来ました。私は今回初めての参加だったので名産品を食べながらゆるーく走りましたが、次回はきっちりタイム計測して本気でやってみようと思います。

 素人でもメチャクチャ楽しめるし、参加されている方々は何度も走ったことがある人ばかりなので、聞けば色々教えてくれるので一見さんでもOK。大会後に、「楽しかった?」と声をかけて下さった方もいました。参加すれば友達が増えるし、レース以外の情報交換(最寄りの美味しいラーメン屋の場所など)ができるのも魅力だよと教えてくれました。

 終始アットホームな雰囲気で、友達同士のみならず、夫婦やお一人様も多く、肩肘を張らずに参加できるのもうれしいポイントでした。ストップウォッチや電卓、スマホがあれば簡単にゴールできます!参加車両などの条件があえば、ぜひ一度チャレンジしてみてください。絶対に楽しめますから!

当日会場に来ていた旧車たち

アバルト 595 SS

ポルシェ 356

アルファロメオ 1300GT Jr

ランチャ フルビア

ロータス mk6

日産 スカイライン2000GT

プリマス フューリー2

キャデラック フリートウッド

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