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ユーザックシステムのRPAで実現した業務自動化の事例 第5回

「Autoジョブ名人」が業務用空調機器メーカーの木村工機の業務を効率化

2021年01月29日 19時00分更新

文● ASCII

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 ユーザックシステムは1月29日、RPAツール「Autoジョブ名人」が木村工機に納入され、業務の効率化を実現したと発表した。

 業務用空調機器メーカーの木村工機は東京証券取引所市場第二部への上場をきっかけとして、同社財務部では日常業務に加えて上場の準備作業を担当することで業務の負荷が高まり、日常業務の負荷を軽減するためRPAによる業務の自動化を図ることにしたという。

 2019年3月にAutoジョブ名人を導入。納入およそ2年後の現在、同社では年間およそ1500時間、およそ460万円の効率化を実現しているとしている。

 製品選択には、導入後の保守やサポートに対する不安から国産とし、気軽に導入可能なデスクトップタイプのRPAツールを検討。シナリオ開発方法についてはスクリプト型が開発やエラー時の対応がしやすそうだとの判断してAutoジョブ名人の選定したという。

 同社では入金消込業務や勤怠管理業務に付随する集計業務など、全13業務について自動化を進めており、今後はシナリオ開発者の育成を進め、自動化の対象を全社に拡げる計画としている。

 ユーザックでは、導入事例として木村工機のケースを木村工機財務部へのインタビューとともに掲載している。

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