CES 2021レポート 第32回
14型クリエイターPC「HP ENVY 14」も同時発表
日本HP、CES 2021出展の5G対応2 in 1ノートPCを2月下旬発売へ
2021年01月14日 15時00分更新
日本HPは1月14日、重量1kgを切る薄型軽量の13.3型ビジネスノートPC「HP Elite Dragonfly G2」と個人向け14型クリエイターPC「HP ENVY 14」を発表した。本製品はCES 2021で発表、出展した製品の国内展開の第1弾となる(関連記事)。
HP Elite Dragonfly G2
HP Elite Dragonfly G2は、第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載する2 in 1タイプの13.3型ノートPC。「ドラゴンフライブルー」カラーのボディーを採用し、持続可能性への取り組みとして、海洋プラスチックの再生素材を使用している。5G、4G/LTEの通信に対応するほか、PCを紛失した場合などに音を鳴らして見つけられる忘れ物防止タグTileも内蔵する。
サウンド面は、オーディオメーカーのBang & Olufsenが協力。音声、音楽、映画などのオーディオ体験を最大化するためにAIを採用した。新たな侵入検知機能である「HP Tamper Lock」を備え、本体のカバーが開けられたり不正アクセスされた場合にはPCをロックしてユーザーに通知する。
価格は23万6280円から(構成によって異なる)。発売日は2月下旬としている。
HP ENVY 14
HP ENVY 14は、14型のクリエイター向けノートPC。アスペクト比16:10のWUXGA(1920×1200ドット)のマルチタッチ対応IPSディスプレーを採用し、アスペクト比16:9の従来のノートPCよりも表示領域がおよそ11%広くなった。「HP Display Control」で、用途に応じてディスプレーの設定をカスタマイズできる。
第11世代インテル Coreプロセッサーと最大NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti Max-Q Designまでのグラフィックスを搭載。HP Commande Centerの一部機能であるHP System Controlで4つの異なる設定でカスタマイズでき、使用状況に応じて最適なエアフロ―を選択できる。HP Performance ControlのIRサーモパイルセンサーを使用したサーマルソリューションにより、クリエイティブ用途で負荷が高まった場合に熱を抑えられるとする。また、HP Dynamic Powerによって、画像処理などでパワーを究極までCPUとGPUに配分する。バッテリー駆動時間は最大およそ15時間としている。
ウェブカメラ用の物理シャッター、キーボード上の専用ミュートマイクキーを搭載。また、ビデオチャット/音声通話/録音の間にスピーカー、ヘッドフォン、マイクを使用する際に周囲のノイズをインテリジェントにミュートするAIノイズ除去機能を搭載する。写真、動画、文書などは、HP QuickDropによってワイヤレスでPCとモバイルデバイス間で転送できる。
価格は16万4780円から(構成によって異なる)。発売日は1月下旬としている。
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