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Xperia温故知新! 波瀾万丈な歴史を紐解く 第66回

時代を先読み! セルフィー特化型機能を搭載したミドルレンジスマホ「Xperia C3」

2020年12月16日 10時00分更新

文● 君国泰将 編集● ASCII

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自撮りするならXperia!
セルフィー機能満載だった「Xperia C3」

 今回の日本国内で発売されなかったXperiaシリーズは、2014年第3四半期に登場した「Xperia C3」を紹介します。コードネームはGina、シングルSIMタイプのモデル番号は「D2533」、デュアルSIMタイプのモデル番号は「D2502/S55t/S55u/S55w」です。

Xperia C3

 Xperia C3は、セルフィー(自分撮り)を前面に押し出したミドルレンジのXperiaです。ディスプレーサイズは5.5型(720×1280ドット)で、モバイルBRAVIAエンジン2やトリルミナスディスプレイを搭載していました。スペックはSoCがSnapdragon 400(1.2GHz、クアッドコア)、メモリー1GB、内蔵ストレージ8GB、外部ストレージは最大32GBのmicroSDカードに対応します。バッテリー容量は2500mAhで、アプリの動作を制御してバッテリー消費を防ぐ「STAMINAモード」も採用。OSはAndroid 4.4(KitKat)でした。

 本体サイズは約78.5×156×7.6mmで、重さは150g。カラバリは、ブラック、ホワイト、ミントの3色をラインナップ。「Xperia Z2」を踏襲したオムニバランスデザインで、Xperiaのアイデンティティーであるアルミ削り出しの電源ボタンにボリュームキーとカメラボタンもあります。ガラスを採用したXperia Z2とは質感は異なり、ボディーの背面素材は樹脂製ですが、ミントカラーというポップなカラーもあり、より幅広い層に向く手触りとカラーを展開していました。

左からホワイト、ミント、ブラック

 また、イヤホンジャックもmicroUSB端子もキャップレスなので直挿しが可能です。フラットになっているサイドのキャップを開けると、SIMスロットと、microSDカードにアクセスできます。ただし、防水防塵は非対応でした。

 メインカメラは、約800万画素の積層型CMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」を搭載。LEDフラッシュを備え、フルHD動画の記録に対応とカメラスペックは特に特徴はありません。ですが、セルフィーに特化したフロントカメラは500万画素と当時のフロントカメラとしては高画素で、35mm換算で25mmという広角だったので、ワイドアングルで撮影できました。さらにLEDフラッシュまで搭載していたのです。

 そのほか、本体の背面を2回タップする、もしくは笑顔を検出すると撮影できる「スマイルシャッター」など、より自撮りに効果的な機能が備わっていました。撮影した後からプリクラのように目を大きくするなどの編集ができるセルフィー用のポートレートレタッチ機能や、10種類の美容スタイルを選べるなど、セルフィー需要に応えるべく、様々な写真加工機能を搭載していました。

500万画素のフロントカメラ

 Xperia C3は中国市場などに向けて、デュアルSIMモデルも用意されていました。スペックが抑えられたミドルレンジモデルでしたが、その中でも当時非常に需要が高まっていたセルフィーに特化した機能や、ミントのようなポップなカラーを用意するなど、トレンドをしっかりと捉えたモデルだったのです。

スマホのトレンドをしっかり抑えたXperiaだった

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