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CXプラットフォーム「KARTE」のオプションサービスに、BIと機械学習機能のβ版が実装

KARTE Datahubで「Datahub BI」と「Parameterized ML」を提供

 プレイドは12月3日、CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」のオプションサービス「KARTE Datahub」において「Datahub BI」と「Parameterized ML」の提供を開始した。いずれもメジャーアップデートで実装されたβ版機能となる。

 KARTE Datahubは、基幹システム上の顧客データや店舗からのPOSデータなど、社内外に点在するさまざまなデータを統合できるサービス。より高い顧客の理解やCX(顧客体験)を実現したいという企業の声から開発され、現在では三菱地所や三井住友銀行、リクルートなどの企業やサービスで利用されている。

 今回のメジャーアップデートで追加されたDatahub BIは、KARTE Datahubの管理画面上からビッグデータの加工・分析と可視化ができる機能。関数やフィルターを使ってデータの加工・分析ができる「シート」と、クエリやシートの分析結果からチャートを作成してデータを可視化、ドラッグ&ドロップの操作でダッシュボードを作成できる「チャート&ダッシュボード」で構成される。

 Datahub BIを使えば、KARTEがリアルタイムに解析したオンライン上でのユーザー行動データはもちろん、社内の基幹システムや外部サービスに存在するオフラインデータの加工・分析から可視化までがワンストップで実行可能になるとしている。

 KARTEと組み合わせれば、専門的な技術を持たないビジネス部門の従業員でも貯めたデータを直接活用する機会を得られるため、顧客への施策に直接反映できるとのこと。

 Parameterized MLは、KARTE Datahubの管理画面上から機械学習による予測分析を実行できる機能。ビジネスニーズに応じた機械学習モデルをテンプレート化し、必要な工程を自動化することで、これまでハードルの高い分野だった機械学習を誰でも簡単にパラメータを設定するだけで利用できるようにしたとのこと。

 Parameterized MLを使えば、購買予測によるクーポン配布の最適化や離脱予測による休眠復帰メールの送付、優良顧客になる可能性が高いユーザーの特徴的な行動を発見・特定するなど、これまで以上に顧客の解像度を上げた効果的な施策が可能になるとしている。

 KARTEと組み合わせれば、これまでの機械学習において課題だったデータ連携の工数を最小限に抑えられ、機械学習の予測結果をシームレスに顧客への施策に反映できるようになるとのこと。

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