BtoB受発注プラットフォーム「アイミツ」を運営するユニラボ、14.4億円の資金調達を実施、新たに受発注SaaS事業を立ち上げ
株式会社ユニラボ
~累計資金調達金額は21億円に。新たな事業展開に向け人材採用を強化~
BtoB受発注プラットフォーム「アイミツ」を提供する株式会社ユニラボ((本社:東京都品川区、代表者:代表取締役 CEO 栗山規夫、代表取締役 COO 柴田大介)は、以下の投資家を引受先とした第三者割当増資及び融資により、シリーズBとして14.4億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。これにより、シリーズAでの資金調達を含めた累計資金調達額は21億円となりました。また、本日より新たに展開する受発注SaaS事業の新サービス「アイミツCLOUD」の事前登録を開始いたしました。
■シリーズB 投資家
Spiral Capital株式会社(リード投資家)
日本郵政キャピタル株式会社(リード投資家)
モバイル・インターネットキャピタル株式会社
SBIインベストメント株式会社
株式会社博報堂DYベンチャーズ
日本ベンチャーキャピタル株式会社
株式会社UB Ventures
三菱UFJキャピタル株式会社
池森ベンチャーサポート合同会社
尚、2019年6月のニッセイ・キャピタル株式会社、日本政策金融公庫等からのシリーズAでの初調達を含めた累積資金調達金額は21億円となります。
■株式会社ユニラボについて
2014年よりBtoB受発注プラットフォーム「アイミツ」を開始し、1年半で単月黒字化を達成。設立から7年間の自己資本による経営を経て、2019年6月シリーズAとして初の資金調達を実施。BtoBに特化した受発注プラットフォームサービスとして、累積15万件の見積もり依頼に対応、国内最大級の規模へと成長を遂げる。創業者で代表取締役CEOの栗山規夫は、2003年に三菱商事株式会社を経て、2004年株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)に入社。Eコマース営業部長、ECビジネス部長を歴任後、2009年最年少で同社執行役員に就任。2011年からマーケティング統括執行役員として全社のマーケティングプロモーションを担当。EコマースやSNSなど、数多くの新規事業立ち上げに関与した経験を持つ。2012年に株式会社ユニラボを創業。
■資金調達の背景
「アイミツ」は、サービス開始より利用者数・掲載社数ともに順調に増加し、2020年12月期においても売上高が昨年対比170%と安定的に成長を維持しております。昨今では新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、BtoBサービスの新規営業においては、営業先の担当者が在宅勤務を行っておりアプローチが難しいなどの課題が浮き彫りとなっており、見込み顧客獲得のため「アイミツ」への掲載希望が増加するほか、発注企業側では経営の効率化やコスト削減などから「アイミツ」の利用が急増し、月額課金形式での利用を行う受注企業数は約1,000社(昨年対比200%以上)となっております。
「受発注を変革するインフラを創る」をビジョンとして掲げるユニラボでは、このような社会変化を受発注のイノベーション機会と捉え、企業内に分散した受発注に関わる様々なデータやノウハウを一元管理することで、受発注に関わるオペレーションを限りなく減らし業務の効率化を図る「受発注SaaS事業」を立ち上げます。この度調達した資金は、「受発注SaaS事業」立ち上げのための人材採用強化に充て、エンジニア、ビジネス職を中心に今後1~2年間で100名程度の正社員を採用する予定です。
■受発注SaaSサービス「アイミツCLOUD」
サービス開始に先駆け、事前登録を開始いたしました。
URL:https://imitsu-cloud.jp
■株式会社ユニラボ 代表取締役CEO 栗山 規夫 コメント
創業以来「受発注を変革するインフラを創る」をビジョンとし、アイミツ事業を着実に成長させてくることができました。2019年6月のシリーズAを皮切りに、今般シリーズBの資金調達を終え、投資家から大きな期待を頂くことができました。また、お客様からのニーズはコロナ禍においても、確かな手応えとなっております。弊社が取り組む「受発注改革」は、単に見積もりを取得することに足らず、受発注のビッグデータを蓄積できるような一大プラットフォームを形成することにあります。この度調達した資金を、更なるサービス改善、事業拡大に充て、ビジョンの実現に努めて参ります。
■投資家コメント
Spiral Capital株式会社 パートナー 千葉 貴史氏
ユニラボ社の掲げる「受発注を変革するインフラを創る」というビジョンに強く共感し、この度出資をさせて頂きました。役務サービスの受発注は巨大市場でありながら、事業者選定における情報の非対称性など数多くの課題が残されている市場です。そのような課題に立ち向かう栗山さん、柴田さんの両代表を始めとする経営陣の誠実な人柄やご実績共に素晴らしく、このチームを以てすれば、必ずや受発注業務の変革を実現できるものと確信しております。Spiral Capitalとしても全力でサポートしていく所存です。
日本郵政キャピタル株式会社 代表取締役社長 小塚 健一氏
今回、ユニラボ社へ出資できたことを大変嬉しく思っています。我々が最も評価した点は、栗山社長を始めとした経営陣の誠実かつ丁寧な仕事ぶりです。ユニラボ社が大切にする「まっすぐ」という価値観に共感するとともに、受発注を変革するインフラを創るという挑戦を応援して参ります。
モバイル・インターネットキャピタル株式会社 パートナー 山中 陽介氏
ユニラボ社は「受発注変革のインフラを創る」という、大きな挑戦をしており、この挑戦は、日本社会全体の生産性の質向上に大きく貢献すると期待しております。まっすぐな経営陣とチームは、ビジョン達成に向けて、日々真摯に取り組んでおり、私たちもユニラボ社の事業成長を支援していきたいと思います。
SBIインベストメント株式会社 投資部部長 田中 正人氏
「アイミツ」は企業間の受発注の効率化に大きく寄与するサービスで、毎月、利用企業数を拡大しています。社会全体でデジタル化の推進が進む中で、今後はより一層の成長が期待されています。将来は、企業間の受発注にとって必要不可欠な業務基盤となるポテンシャルがあると考えております。今回の出資を機に、当社が揚げている「受発注変革のインフラを創る」というビジョンが実現する様に全力で支援させて頂く所存です。
HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND投資事業有限責任組合
(運営会社:株式会社博報堂DYベンチャーズ)代表取締役社長 徳久 昭彦氏
「アイミツ」は、検索では見つからない全国の発注先企業から、専用コンシェルジュのアドバイスを受けつつ、強み・価格・実績などを比較検討した上で、適切な受注者を選定することができます。栗山社長をはじめとするチームで長年築き上げてきた「テクノロジーとヒトのハイブリッドモデル」が、企業間受発注における質の高いサービス実現のポイントです。企業間取引を変革する新しいインフラを目指し、共にチャレンジしたいと思います。
株式会社UB Ventures ベンチャー・パートナー 麻生 要一氏
総額300兆円にものぼると言われるBtoB受発注マーケット。しかしその発注先選びには、いまだ大きな不が存在します。テクノロジーとコンシェルジュのハイブリッドモデルでその不を解消し、よりスマートで納得度の高い受発注マッチングができる世界を目指すアイミツ。ユニラボ社が展開していくこれからの取り組みは、日本の企業間取引のあり方をアップデートし、産業競争力を強化するための大切なプラットフォームとなっていくと確信し、その成長を支援していきたいと考えています。
■アイミツについて https://imitsu.jp/
BtoBに特化した国内最大級の受発注プラットフォームサービス。システム開発、SaaS、マーケティング、人事総務、士業など、多ジャンル・多業種に対応しており、7万社以上の掲載企業数を誇る。「すべては便利のために」というミッションのもと、受発注における不便さ、企業間取引のアンマッチングを無くしていくことを目指す。取引実績や各事業者の評判など、受発注にまつわるビッグデータに基づくマッチング精度と、あらゆるジャンルに精通したプロが、発注担当者の見積もり取得から比較検討資料作成まで煩わしい業務を代行する「コンシェルジュ」サービスが強み。受注企業向けのサービスでは、自社の強みにマッチした高品質なリードを提供するだけでなく、受注企業の成約率向上に向けたコンサルティングサービスなども提供することで支持を集めている。
※受注企業向けの紹介動画
【会社概要】
会社名 :株式会社ユニラボ
代表者 :代表取締役 CEO 栗山規夫 代表取締役 COO 柴田大介
所在地 :東京都品川区東五反田三丁目20番14号 住友不動産高輪パークタワー12階
設立 :2012年10月
事業内容:BtoB受発注プラットフォーム「アイミツ」の運営
URL :https://www.unilabo.jp/
【採用について】
弊社では、エンジニアを中心に、各職種で積極的に採用活動を実施しています。
是非ご覧いただき、少しでも共感いただけましたらお気軽にご応募ください。
採用情報ページ:https://www.unilabo.jp/recruit/
会社紹介資料:https://speakerdeck.com/unilabo/now-hiring