■きっかけはマキタ「MP180DZ」の導入
このモノタロウに疑いの目を向けるようになったのは、マキタの充電式空気入れ「MP180DZ」の導入からであります。
空気圧の微調整を頻繁にやるようになると、シガーソケットから電源を取る車載空気入れより、コードレスの方が便利。この製品には設定した空気圧で止まるオートストップという機能もあって、これが設定通りにバシッとキマる。
……のかと思いきやモーターが止まってしばらくすると、空気圧計の値が下がり始める。例えば220キロパスカルに設定し、オートストップが効いてしばらくすると、215、210、205とダラダラ落ちてゆくような有様。だから何度も継ぎ足さなければならないという、マキタ製品にしては少々締まりのないものです。
それでも普段使っている電動工具用の18Vバッテリーを挿せば動くので、便利なことに変わりありません。値段も7千円ちょっととお手頃。今まで通り、少々余計に入れて最後に空気圧計で調整すればいいだけ。
ところがそこで判明したのは、このマキタの内蔵空気圧計も車載空気入れ同様、1割は過大表示らしいこと。
おやおや、マキタまでポンコツなのか? いやいや、過大というのは私の勝手な思い込みで、間違っているのはモノタロウの方だったのではないか? 現状、2対1でモノタロウの劣勢ではないか、と。
そこでホームセンターでよく見かける千円前後の空気圧計、エーモンの「6777」と、BALの「220」を入手。これで測って正しい値を決めてやろう。新品だからそうそう誤差もなく、似たような値を指すはずだ。
そんな風に決着を付けるつもりでしたが、これが一層の混迷を招いてしまったのでした。
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