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インタビューでわかったこだわりの電源選び、工場での品質管理もチェックしてきた

サードウェーブ綾瀬工場でGALLERIA(ガレリア)の電源品質へのこだわりに迫る!

2020年12月11日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

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GALLERIAのパソコンの電源の真相について、サードウェーブ綾瀬事業所を訪問してきた

 PCショップの「ドスパラ」や「上海問屋」を運営し、ゲーミングPC「GALLERIA(ガレリア)」、クリエイターPC「raytrek(レイトレック)」を含む各種BTOパソコン販売を手掛けるのが、サードウェーブ。

 とくにゲーミングPCブランド「GALLERIA」のゲーミングデスクトップは先日新型ケースへと刷新され、従来からのBTOとしてのコストパフォーマンスを維持しつつ、デザイン性と機能性を兼ね備えた魅力的なモデルとなっている。

PCケースを刷新した新GALLERIA

電源はケース内下部に配置する構造だ

 パソコンを買おうと思ったときに誰もがやることといえば、製品情報を集めるだけでなく、「実際のトコロ、どんな使い勝手なのか」を調べることだろう。つまり、ユーザーの声を“ググる”こと。

 試しに「ドスパラ」「BTOパソコン」「評判」などと検索してみると、色々な良い感想がある中に、チラホラとネガティブな情報がヒットするときがある。

 医者でもない人が病気を調べるときと同じで、こういったネガティブなウワサ話というのは信じてしまいがち。パソコンに詳しくない人が見てしまえば、いくら情報収集に用心深い人でも「もしかしたら……」と不安になってしまうだろう。

 しかし、その情報源を丁寧に探っていくと、「ウワサの又聞き程度の話だった」というのはよくある。10万円、20万円という大きな金額の買い物だ。失敗などしたくない。

 そこで、このウワサが本当なのかウソなのか、この目で確かめてこようと、サードウェーブ綾瀬事業所を訪問。実際の組み立て工程の見学をしたほか、電源をどう選んでいるのかなど、GALLERIAの品質について気になる部分を直接質問してきた。

長年のPCパーツ販売、BTOパソコン製造で培った経験を活かした新GALLERIA

 「BTOパソコンは電源が壊れやすいってホント?」という、ストレートな質問に答えてくれたのは、開発部部長の石黒氏だ。

製品・マーケティング統括本部 製品事業本部 開発部部長の石黒 哲実氏。サードウェーブで実際に開発を行ない、電源品質などのチェックも行なっている部署の責任者となる

 「15年ほど前から、電源の選択から始まり、動作チェックの徹底など、さらなる品質向上を実現できています。」(石黒氏)

 BTOパソコンとは何かを簡単に説明するとすれば、「Build To Order」の頭文字を取った略語で、受注生産という意味だ。市販の完成品パソコンと比べて、CPU、メモリー、ストレージなど、ユーザーの要望に応じて自分でカスタマイズして購入できる。個人でパーツを購入し、パソコンを組み立てるのと大差ないように思えるが、大きく違うのが、誰が品質を担保するのかという点だ。

 もう少し詳しく説明すると、個人で組み立てた場合、パーツの品質を担保しているのはあくまでそのPCパーツメーカーだ。故障時の交換でも、ショップはあくまで窓口になってくれるが、実際はメーカーとやり取りしているわけだ。

 これに対し、BTOパソコンの場合は、品質を担保しているのがBTOパソコンメーカーになるのが大きな違い。例えば電源の品質が低くて故障してしまった場合、責任はBTOパソコンメーカーになる。サポートに連絡したら「電源故障なので、電源メーカーに問い合わせてください」などということにはならない。

 実際、サードウェーブの品質管理は徹底しており、PCパーツは輸入する前に、中国の深圳市にある受け入れ部門で全件の受け入れ検査を行なっているとのこと。日本での組み立て生産時や、その後購入者に届いたあとで多大な影響を及ぼすような不良などについては、まずこの時点で弾かれる。

深圳市で全件受入検査をしていると語る石黒氏。品質管理への徹底が、こういった検査にも反映されている

 「品質面の向上もそうですが、最近はとくに設計開発、設計評価部門に力を入れており、より魅力的な製品作りをすることを目指しています」(石黒氏)

 先日リニューアルされたGALLERIAの新型ケースも、こういった成果のひとつ。デザイン含めてフルスクラッチでの設計開発および専用のラインで製造しているのが特長だ。

先日からGALLERIAで採用されている新型ケース。フロントインターフェースが充実しているほか、フロントパネルのエッジにライトアップ機能も内蔵

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