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超重量級ビデオカードを支えるVGAステイはどれがいい?

2020年11月10日 13時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●北村/ASCII

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 ビデオカードがゴツく、大きく、重くなっている。各社のゲーミングマザーボードを筆頭にPCI Express x16レーンは堅牢性を高めたタイプが標準化しつつあるが、ボード長250mmを超えたあたりから、ビデオカードの後部は垂れ下がりがちだ。

 そこで登場してきたのがVGAサポートステイ。巨大なビデオカードを支えるもので、直近ではGALLERIAの一部モデルにも採用されているほか、ビデオカードのパッケージに同梱されているケースもある。今回は意外と多く登場しているVGAサポートステイをチェックしてこう。

ビデオカードを支える製品たち

 VGAサポートステイは、突っ張り棒タイプ、PCIスロットのネジ部を利用するガイドタイプの2種類がある。またRTX 30シリーズの多くにワークステーションで使用されるステイ用のネジ穴もあるのだが、こちらは入手性があるようでない。今後、増えてくるかもしれないタイプだ。

筆者宅のPCはZOTACのGeForce RTX 2060 SUPER搭載ビデオカードを搭載しているが、やはり後部が垂れ下がるため、長尾製作所の「N-VGASTAY03-XS」(VGAサポートステイXS マグネット式)を採用している

 デカいビデオカードはどれがいいかと考えていたところ、GIGABYTE製ビデオカード「AORUS GeForce RTX 3080 MASTER 10G」が、現状販売されているビデオカードのなかで最大最重量クラスだったので、これをテストヘッドに採用した。319×140×70mm、重量1854gとケースを選ぶだけでなく、PCI Express x16レーンにも厳しい超重量級ビデオカードだ。

GIGABYTE「AORUS GeForce RTX 3080 MASTER 10G」。初見の感想は「あまりにもデカい」だった

4スロット前提

壁か!

重量の実測値は1854g

この状態だとiPhone 12 Proとほぼ同じ幅。iPhone 12 Proは幅71.5mm

手に持つと、スマホな感覚だ。手首への負担が半端ないが、スマホサイズといえばスマホサイズだ。スマホサイズなんだ!

とりあえず取り付けてみた。あからさまに斜めだ

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