v6プラスで動かないゲームはないか? 編集部、FAV gaming、JPNEで徹底検証

v6プラスで「ストリートファイターV」をプレイ!sako選手はやっぱり強かった

文●大谷イビサ 編集●ASCII 写真●曽根田元

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 v6プラスでオンラインゲームが動かないのは本当か? アスキー編集部、そしてeスポーツチーム「FAV gaming」、そしてJPNE(日本ネットワークイネイブラー)がタッグを組んで、v6プラス環境でオンラインゲームをプレイする連載の2回目。前回は連載に至る前の経緯とプレイ環境について説明したが、今回はさっそく「ストリートファイターV」の対戦プレイを試す。なお、記事内容はすべて編集部で試した結果であることをご了承いただきたい。

v6プラス環境でまず試すのは「ストリートファイターV」だ!

v6プラスの回線での対決 今回は「ストリートファイターV」!

 高速なIPv6インターネット環境を実現する「v6プラス」でのゲームプレイに不安を抱えるユーザーのために始まった本連載。アスキー編集部の八尋と「FAV Gaming」のプロeスポーツプレイヤーのsako選手が、v6プラス環境でさまざまなオンラインゲームを対戦してみるという内容だ(関連記事:FAV gamingのsako選手と検証!v6プラスでオンラインゲームを試す)。

 改めてネットワーク環境についておさらいしておくと、アスキー八尋隊員がプレイするJPNEオフィスの回線はNTTのフレッツ光回線を終端装置(ONU)兼v6プラス対応ルーターにつなぎ、そのまま編集部から運搬したゲーミングPCにつないでいる。基本的には一般ユーザー宅に導入する回線と同じだが、前回Fast.comで調べた限りでは580~700Mbpsの伝送速度だったことはお伝えしておく。

 一方で、オンライン対戦の相手としてご協力いただいたFAV gamingのsako選手もv6プラスの回線。プロゲーマーも納得のv6プラス導入の結果はこちらをご覧いただきたい。

sako家に噂の安定・快適ネット回線「v6プラス」を導入してみた【わかりやすく解説】

 せっかくsako選手と対戦できるのであれば、カプコンの「ストリートファイターV チャンピオンエディション」(以下、ストリートファイターV)を外すわけにはいかない。ゲームを少しでもプレイする人であれば、本タイトルのことをしらない人はいないといってしまっていいくらい、格闘ゲームの王道のタイトル。ゲーム音痴の編集担当でも、これなら知ってる対戦格闘技の代名詞。とはいえ、プレイしていたのはスーファミ時代だったので、すでにキャラクター40体がいるのに驚きだ。

 加えて、昔はゲームセンターや自宅に友人と集まって楽しむのみだったが、現在ではオンライン対戦が主流になってきている。オンラインでは、気軽にバトルを楽しむ「カジュアルマッチ」や、リーグポイントを競い、緊張感あるバトルが楽しめる「ランクマッチ」などが、世界中の人と楽しめる。昔は“俺より強い奴に会いに行く”とゲームセンターに足を運ぶ必要があったが、今ではオンライン環境があれば、自宅から簡単にできるのだ。

 さらに、オンラインでさまざまな大会に参加できるのもポイント。一般参加可能な大会であれば、「ちょっとランクも上がってきたし、自分の実力って大会でどれくらい通用するんだろう?」と気になったら、オンライン大会にサクっと参加できるのも、本作の醍醐味だ。そのほか、sako選手のようにプロの有名な選手が視聴者参加型の配信を実施していることも。運がよければ、大会の決勝リーグなどにもバリバリ登場している有名選手とも、対戦できるチャンスがあるというわけだ。

 ただし、やはりオンライン対戦となると、ネット回線の安定した速度は必要不可欠になる。回線が不安定だと、マッチの途中でラグが発生したり、対戦中に回線落ちしてしまうということも出てくるからだ。

sako選手お得意の「ストリートファイターV」、八尋の勝機はあるか?

 八尋は今回のプレイのために私物のアケコンを投入。袋が小さかったため、アケコンが車内でチラ見えして、「ああ、そういう人なんだ」という視線を受けたとのことだが、明らかに自意識過剰だと思う。

 まずはPCゲームのオンラインショップである「Steam」のアカウントを八尋とsako選手で交換し、ボイスチャットを開始。Steamから「ストリートファイターV」をダウンロードすることにした。35.26GBという容量だったが、手元のストップウォッチで測ったところ17分14秒で済んだ。やっぱり速い回線は快適だ。

まずはチュートリアル

 結論から言うと、v6プラス同士の「ストリートファイターV」のプレイはまったく問題なかった。トラブルがあるとすればマッチングの時点なのだが、スムースにプレイできた。

 ただ、やはりプロのeスポーツプレイヤーとアマチュアの対戦は瞬殺すぎた。セス(SETH)とケン(KEN)の対戦だったのだが、技を出す時間もなく、八尋のゲージはどんどん減っていく。ドラゴンボールなり、鬼滅の刃なり、対決系漫画ではたまに「速すぎて戦いが見えない!」という場面に出くわすが、まさにあんな感覚で八尋のケンはボコボコにされていく。予想通り過ぎる展開だが、せっかくのアケコンが泣いている。

もちろん手加減なし。次々と大技を繰り出してくるsako選手

あまりにもあっさり勝負がつきすぎ、苦笑いの八尋選手。大丈夫、そういう企画じゃないから

 あまりにもあっさりプレイできてしまったので、sako選手に改めてv6プラス環境についてコメントをいただいた。「格闘ゲームのオンライン対戦にはネットワーク周りがとても重要なので、自宅にはもともと速度が速く安定した回線を選んでいたんです。それなのにv6プラスに変えてみてから、以前よりさらに安定感が増したのを体感できました。v6プラスの開通前には時々あった不具合も気づけばなくなっていて、今は回線周りでストレスを感じることがないですね。うちでこの調子なので、もともと回線周りにこだわってない人ならもっと顕著に、本当に対戦内容が変わるレベルの違いだと思いますよ」とのことだ。

 さて、次回はサバイバルホラーゲームの「Dead by Deylight」をv6プラスでプレイするので、お楽しみに!

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