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ペダル付きの原動機付自転車「glafitバイク」が原付きとしても自転車としても走れることに

 glafit(グラフィット)は10月28日、同社のペダル付きの原動機付自転車「glafitバイク」(GFR-01)が「自転車×電動バイク」のハイブリッドバイクとして認められたと発表した。

 2019年10月17日に認定された新技術等実証制度(いわゆる規制のサンドボックス制度)を用いて実証実験を経て、現行法令の解釈として原動機付自転車と自転車との切り替えを認められたもの。

 新機構をつけたglafitバイクの電源をオフにし、ナンバープレートを覆った時は道路交通法上は普通自転車として扱われる。

 モーターが駆動しないことを電子的な制御のみではなく電源をカットする機構を担保しており、また自転車であるか原付であるかが他の車両などから確認できるように電源をオフした時にはナンバープレートにカバーをかけ、および交通標識デザインに沿ったピクトグラムで自転車であることを明確に示すことになる(ナンバープレートのカバー切り替えは停車中にのみ可能)。

機構イメージ(機構の仕組をわかりやすくするために作成したもので今後の販売モデルのデザインとは異なる)

 glafitでは、2021年初夏を目途に機構単体の販売モデルの製品開発を進め、販売前に警察庁が改めて確認した上で各都道府県警に対して通達を発出してもらう形で運用が開始されるとしている。また、現在販売しているGFRモデルに後付けできるように機構単体の開発を進める。機構単体の完成後は、同社のペダル付きの原動機付自転車に機構を付したモデルも製造していく予定という。

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