Unity、社会活動への取り組みを強化し、Playing for the Planet、Pledge 1%、Rare Beautyと提携
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社
マルチプラットフォーム向け統合開発環境「Unity」を提供するユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:豊田 信夫、以下 当社)は、親会社であるUnityがより社会活動への取り組みをさらに強化するため、以下3つのグループと提携したことを発表しました。
Playing for the Planet(プレイング・フォー・ザ・プラネット)
気候変動の危機に対応するために、プラットフォームの力を活用することを目的としたビデオゲーム業界の企業連合(アライアンス)です。
https://playing4theplanet.org/
Pledge 1%(プレッジ1%)
より良い地域社会を目指すために、企業が自らの製品や利益、株式、または従業員の時間から1%を寄付するグローバルムーブメントです。
https://pledge1percent.org/
Rare Beauty(レア・ビューティー)
米国で女優や歌手として活躍するセレーナ・ゴメス(Selena Gomez)氏が、メンタルヘルスへのスティグマ(負のイメージ)を減らすことを目的に設立したミッション型の化粧品会社です。
https://www.rarebeauty.com/
これらのパートナーシップは、UnityがUnity Charitable Fund(Unity慈善基金)を発表して以来、初めての大きな取り組みとなります。Unityの株式75万株を原資とするUnity Charitable Fundは、教育(Education)、包括的な経済的機会(Inclusive Economic Opportunity)、環境のサスティナビリティ(Environmental Sustainability)、人類の健康(Human Wellness)、安全性とアクセシビリティ(Safety and Accessibility)の分野で、非営利団体や社会的貢献の高い営利団体に助成金を直接提供しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000142.000016287.html
UnityのSocial Impact担当副社長のジェシカ・リンドル(Jessica Lindl)は次のように述べています。「今回のPlaying for the Planet、Pledge 1%、Rare Beautyへの支援は、教育や経済的な機会の創出、プライバシーやオンラインの安全性を確保、健康の促進、そして持続可能な環境責任の実証などの、当社の取り組みに沿った一連のコミットメントの第一弾になります。これらの素晴らしい組織との提携を通じて、あらゆる立場にあるすべてのクリエイターの皆さんには『変化することは可能であり、それを実行に移すこともでき、そして最も重要なことはすべての人にそのチャンスがある』という未来への希望を持っていただけるものと信じています」
国連環境計画(UN Environment Programme)の招集により2019年9月に開催された国連気候サミットで発表されたPlaying for the Planet Allianceは、プラットフォームの力を活用して気候危機に対してアクションを起こすことを公式表明したビデオゲーム業界の最大手企業が一堂に会しています。Playing for the Planet Allianceのメンバー企業は合計10億人以上のゲームプレイヤーへリーチする力を持っています。このアライアンスに参加するメンバー企業は、数百万本の植樹や製品に含まれるプラスチック削減などの取り組みを通じて、ビデオゲームコミュニティへの緑化運動の促進や炭素排出量削減、地球環境問題へのサポートを進めてまいりました。これは、Unity Social Impactにおいて、初めてイニシアティブを持って進める環境とサステイナビリティに対するコミットメントであり、特に環境的にフレンドリーでより良い効果がもたらされるであろうUnity製作品(Made with Unity)のゲームプレイを多くの方に体験していただけるよう目指しています。
国連環境計画の生態系部門の青少年・教育・アドボカシー担当チーフであるサム・バラット(Sam Barratt)氏は次のように述べています。「Playing for the Planetは、これまでにない数の世界中のゲーマーに気候変動に対する認識と行動をもたらしました。Unityは炭素排出量の削減、森林の保護と回復、そしてゲームデザインを通じて環境に対してより良い行動をしやすくする新しい手法(グリーンナッジ)を提示するための探究、アライアンスの取り組みを大きく後押ししてくれるでしょう」
Pledge 1%はすべての起業家や企業、従業員がより良い社会を作る力になるよう、ひらめきや教育機会、そして夢や希望を提供するグローバルムーブメントです。Pledge 1%は、あらゆる規模の企業が、製品、利益、従業員の時間、あるいは株式の1%を、各企業が選んだ社会活動・理念に寄付するための柔軟な枠組みを提供しています。自らの資産を活用して地域社会の支援や有意義な社会的影響を推進する、世界100カ国以上 1万社以上の規模を誇るPledge 1%のメンバー企業にUnityは加わりました。
「Pledge 1%のムーブメントにUnityを迎え、他の参加企業の模範となるような驚くべきリーダーシップが展開されることを大変喜ばしく思います。私たちは、Unityのようなトップ企業が新規株式公開に先立って社会的インパクトのために自らの株式を確保するというトレンドをますます目にしています。今の世界情勢において、最も差し迫った社会問題の解決策を推進する上で重要な役割を企業が担っていることは明らかです。時間、専門知識、製品、グローバルネットワークのようなリソースだけでなく、株式も財源として活用することで、Unityはこれらの課題に持続的に取り組み、ポジティブな変化を促進するコミットメントを強化しています」とPledge 1%の最高経営責任者であるエイミー・レズニック(Amy Lesnick)氏は述べています。
Rare BeautyとUnityは両社が共有するミッションである、十分な手当を与えられていないコミュニティにおけるメンタルヘルスの改善のために、起業家やクリエイターに力を与えることを目指し提携しました。このパートナーシップの一環として、UnityとRare Beautyは「Unity for Humanity」において、メンタルヘルスをテーマにしたプロジェクトのみに焦点を当てた応募部門を別途立ち上げました。Unityが寄付した5万ドルは、この部門を受賞したクリエイターに直接贈られます。このカテゴリの募集は、2020年11月16日から開始されます。さらにUnityは5万ドルを別途寄付し、十分な手当を与えられていないコミュニティに焦点を当てメンタルヘルスサービスの格差を是正することを目的としたRare BeautyのRare Impact Fund(Rare Impact基金)に充てます。
https://www.rarebeauty.com/pages/rare-impact
「Rare Beautyを立ち上げる前からこのブランドには、私たちのビジネスと創業者であるセレーナ・ゴメスにとって真の意味を感じられる強い決意を持たせたいと考えていました。セレーナの人生に大きな影響を与えたメンタルヘルスサービスを必要とする人々に対する認知度と支援を高めることを、Rare Impactを通じて達成したいと私たちは考えています。精神疾患に対する意識向上と治療に焦点を当てた没入型体験を開発しているUnityクリエイターを支援するためにUnity Social Impactと提携することは、このビジョンの実現に向けた必然的な新たなステップと言えるでしょう」と、Rare BeautyのSocial Impact担当副社長のエリゼ・コーエン(Elyse Cohen)氏は述べています。
Rare Beautyとのパートナーシップの詳細は、10月21~22日に開催された世界中の社会活動家が集まるオンラインサミット「Unity for Humanity Summit」の中でも紹介しています。
https://ufhsummit2020.unity.com/agenda/session/413834
UnityのSocial Impactに関する活動はこちらのサイトよりご覧ください。
https://unity.com/ja/social-impact
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社について
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、リアルタイム3Dコンテンツを作成・運用するための世界有数のプラットフォーム「Unity」の日本国内での販売やサポート、コミュニティ活動、研究開発(R&D)および教育支援などを行っています。ゲーム開発者からアーティスト、建築家、自動車デザイナー、映画製作者など、さまざまなクリエイターがUnityを使い想像力を発揮しています。Unityのプラットフォームは、携帯電話、タブレット、PC、コンソールゲーム機、VR・ARデバイス向けのインタラクティブなリアルタイム2Dおよび3Dコンテンツを作成、実行、収益化するための包括的なソフトウェアソリューションを提供しています。1,800人以上在籍するUnityのR&Dチームは、外部パートナーと協力して最新リリースやプラットフォームのために最適化されたサポートを保証することで、Unityをコンテンツ制作の最先端であるようにし続けています。Unityのクリエイターが開発したアプリは、2019年に15億以上のユニークデバイスで月30億回以上ダウンロードされました。
※Unity および関連の製品名は Unity Technologies またはその子会社の商標です。