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iPad、iPhone版登場「Adobe MAX 2020」注目の新製品・アップデートまとめ

2020年10月21日 17時00分更新

文● 井上 晃 編集●飯島恵里子/ASCII

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After Effectsは3Dデザインスペースの機能を強化

●After Effects
 映像の合成やエフェクト処理に使われるAfter Effectsでは、3Dスペースでのナビゲーションやデザインを容易にするツールが追加された。また、「ロトブラシ2」では、ロトスコープによって、より簡単かつ正確にオブジェクトの選択やトラッキングが行えるようになったこともトピックだ。

【After Effects バージョン17.5の主な新機能】
・3Dデザインスペースでの効率UP
・多機能ギズモによる3Dナビゲーション機能強化
・レンダリングの効率化
・より直感的なロトスコープ

●Character Animator
 手書きのキャラクターなどを自在に動かせるCharacter Animatorでは、オーディオファイルに合わせたアニメーション化が容易になる。また、地面検出や、手足をシーンに固定する機能なども追加され、より自在なコントロールが可能に。

【Character Animator バージョン3.4の主な新機能】
・音声認識アニメーション
・手足のIK
・より正確なリップシンク
・タイムラインの機能強化
・シーケンステイク
・足を固定

●Animate
 アニメーション作成に使われるAnimateでは、アセットパネルが追加されたほか、ワンクリックでSNSに出力・共有できるようにもなった。Twitter、YouTube、ビデオ、アニメーションGIFがサポートされる。

【Animate バージョン21の主な新機能】
・アセットパネル
・ソーシャル共有
・クイックパブリッシュ
・タイムラインとシンボルの機能強化
・高度なリグ(ベータ版)

 多岐にわたるアップデートは情報が膨大だ。本記事でカバーできなかった部分もあると思うので、気になるアプリケーションの詳細情報については、Adobeの公式ブログなどを参照のうえ、自身でもチェックしてみて欲しい。

 

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