Kano PCは、カラフルなカラーリングと内部の半導体基板が見えるアクリル製の背面クリアカバーを採用したキッズ用パソコンだ。英国Kano Computingが米国のMicrosoftと提携して開発した。特長は、簡単なパソコンの組み立て作業から入って、標準搭載された専用アプリでパソコンの仕組みを理解しながら、現代の標準機の一つであるWindows PCを自然に理解できるように考えられたものだ。
OSは、Windows 10 Proを搭載、Surfaceなどでもおなじみのカバー型の高品質な日本語JISキーボードが標準で付属。文部科学省の「GIGAスクール構想」にも対応したスペックのタブレットパソコンだ。スペックをざっと見た限り、CPUやグラフィックパワーを無駄に消費するゲームなどをまったくしない筆者なら普通に使えると判断していつものように衝動買いしてしまった。
楽しい雰囲気満載のパッケージが到着
さっそく届いたKano PCのパッケージは、一般的には味気ない化粧箱を保護する茶箱の外装パッケージからして楽しい雰囲気満載だった。そして茶箱の中の化粧箱は、オレンジと濃いグレーがテーマカラーだとすぐに分かるシャレたカラーリングだ。早速、内部の同梱物を全部床に並べてみた。オレンジと濃いグレー以外にレッド(ACアダプターやバッテリーなどの電源系)やブルー(内部スピーカー)の4色展開だ。
今回、筆者がKano PCを衝動買いした最大の理由はこのカラフルさだ。キッズコンピューターと言っても、やはりある程度は快適な操作性は重要だ。Kano PCのスペックは、プロセッサーIntel Celeron N4000 Dual Core 1.10 GHz、メモリは4GB RAM DDR4、ストレージは64GB(eMMC)だがいつでもmicroSDカードでアップグレードが可能だ。
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