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NTTとKDDIが社会貢献で連携 災害復旧でケーブル敷設船の相互運航も

2020年09月11日 11時25分更新

文● オカモト/ASCII

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 NTTとKDDIは11日、社会的課題の解決に取り組むための社会貢献連携協定を締結することを発表した。両社はこの取り組みを「つなぐ×かえる」プロジェクトとして推進していく。

 すでに具体的な協力が決定している内容としては、災害対策や防災活動がある。

 両社は通信企業としては2社のみとなるケーブル敷設船を2隻ずつ所有しており、災害発生時の機材運搬などにも活用している。一方で、NTT澤田社長によると、2018年の北海道胆振東部地震においては、長崎を出港し、横浜で物資を積み込み、現地に到着するまで約3日を要したという。この期間を短縮するため、災害時の船舶を共同運航し、両社の基地局や物資を積み込む。それ以外でも相互の連携で復旧の迅速化が見込める分野を継続して検討していく。

 また、日常的な防災活動の啓発、防災イベントの実施でも協力するほか、「就職氷河期世代への就労支援」「スマホなどの健全利用」「気候変動への対応」など、さらに多様なジャンルでも協力できないかと議論を進めていく考えだ。

 今回の連携は、両社上層部の間での雑談の中から生まれたもので、公共性の高いところで協力していくべきだと、自発的に話し合いを開始。昨年後半からいろいろな議論をしてきたという。今回の2社でスタートした理由としては、ともに船舶を持っているという共通点があったこと、また「2社で始めたのでスピード感を持って話し合いができた」(KDDI髙橋社長)とのことで、今後のさらなる参加企業数の拡大については否定しておらず、「SDGsにも繋がっている話なので、参加いただける企業には間口を広げていきたい」(同)とした。

 

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