SIMフリースマートフォンを中心とした、ライフスタイルに関わる多彩なジャンルのファーウェイ製品を毎回詳しく紹介している「ファーウェイ通信」。今回はいつもとは少し趣向を変えて、敬老の日にも関連して、「スマホは高い」「使いこなせないかも」という思い込みから、ケータイからの移行に足踏みしている親世代への提案という形で、ファーウェイ製スマホとタブレットを見ていく。
親世代にとってもスマホやタブレットは魅力的なはず
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唐突だが、今年の敬老の日は9月21日。ASCII読者の皆さんも親世代がシニア世代に突入した人は少なくないと思われるが、そのご両親はスマホやタブレットを利用しているだろうか?
実は筆者の親はすでにスマホデビューをしているのだが、それ以前はいわゆる“ガラケー”に固執する姿勢を崩さず、こちらが勧めてもなかなか移行に応じてくれなかった。興味がないわけではなさそうなのだが、端末代や月々の料金が高いという思い込みに尻込みをするとともに、使いこなせるかどうかに不安を感じている様子だったのだ。
だが、スマホやタブレットはシニアユーザーにこそオススメだ。その理由の1つが、ガラケーよりずっと大きい画面サイズ。写真や動画、そして文字が見やすいというのは大きなメリットとなる。「孫の写真も大きくて見やすいよ」というのは、親世代にとっては圧倒的に魅力的な言葉のはずだ。
また、LINEやFacebookなどのSNSを利用することで、家族や友人とのコミュニケーションが活発になることも見逃せないメリットだ。加えて、散歩や旅行などではスマホの高性能なカメラは大活躍してくれるし、毎日の生活の中でもネット検索が役立つことは間違いない。
コストについても心配は無用。ファーウェイをはじめとするメーカー各社は購入しやすい価格帯の端末をラインアップしており、それらの製品は日常使いには十分すぎるほどの性能を備えている。また、いわゆる“格安SIM”と組み合わせることで、月々の利用料も抑えることが可能だ。つまり、スマホは決して高くないのだ。
ただし、シニアユーザーにスマホやタブレットを勧めるならば、サポートは必須となってしまう。電話のかけ方やアプリ利用の方法、文字入力の仕方など、基本的な使い方については懇切丁寧に説明し、完全にマスターしてもらう必要がある。離れて暮らしている場合には、使い始めてからも遠隔サポートが必要になるかもしれない。逆に言えば、決まった使い方を教えてしまって、その範囲で使ってもらえば大きな問題になりにくい。
また、最新のファーウェイ端末は「HMS(Huawei Mobile Services)」というプラットフォームを採用しており、独自のアプリストア「HUAWEI AppGallery」を利用することも留意しておきたい。Androidをベースにしているのは同じだが、「Google Play」を利用する他のAndroid端末とは異なる。そこで、あらかじめ希望の用途を聞き出して、それを実現するアプリをインストールしたうえで、セットアップや使い方の説明もしてあげるのがベターだろう。

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